【Krush】-65kgトーナメント出場4選手、K-1さいたまSアリーナ進出に発奮
2月18日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.73』の前日計量&記者会見が、17日(金)都内で行われた。
今大会から開幕する第5代Krush -65kg王座決定トーナメント。頂点を目指して争う全4選手が13:00からの計量を一発でパスし、会見で意気込みを語った。
4月の決勝戦進出を懸けて、セミファイナル(第8試合)で激突するのは、小宮由紀博(HEAVY CLASS)と松下大紀(NPO JEFA)。
小宮はキャリア56戦を数える36歳のベテランで、K-1 MAXへの出場経験もある国内中量級の実力者。昨年12月に、約8年ぶりとなるKrush参戦を果たすと、眞暢を判定で下してトーナメント出場権を得た。対する21歳の松下はキャリア7戦ながら6勝1分と無敗をキープする。
このベテランと若手の一戦がセミファイナルを飾ることとなったが、「自分は1試合目だろうとセミ・メインだろうと関係ない」(小宮)、「自分はいつも最初の方(の試合)ばかりでした。自分で言うのもなんですが、出世したなと思っています」(松下)と、それに対する思いは対照的。
しかし、Krushのベルトに対しては共通の目標を口にする両者。小宮は「KrushのベルトはK-1に出るために必要な切符だと思っています」、松下は「K-1さいたま(スーパーアリーナ大会)に出たいので、Krushのベルトを獲って確実なものにしたいです」と、ともにK-1出場を見据えている。
一方、第7試合で、もう片方のブロックから決勝進出を懸けて対戦するのは、元MA日本キックボクシング連盟ウェルター級王者・中澤純(TEAM Aimhigh)とK-1甲子園2015 -65kg王者・篠原悠人(DURGA)。
18歳と最年少の篠原も、「K-1がでかい会場でできるようになったので、この65kgのベルトはそこに上がるために必要になってくると思います。ここはしっかり勝って4月にベルトを巻きたい」と、やはり新生K-1のさいたまスーパーアリーナ進出に発奮。
また、27歳の中澤も「これからの人生のステップアップのために、当たり前に(Krushのベルトを)獲ろうと思っています。K-1だけでなく、人生で勝つためにもこのベルトが武器になります」と、K-1のみならず人生の成功をつかむためのベルトだという。
Krushのベルトに懸ける思いがつながった4選手。K-1出場への「切符」に近づくのは誰になるのか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
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