【ボクシング】山中、最多防衛記録に王手も「結果は後からついてくるもの」
3月2日(木)東京・両国国技館て開催された『ワールドプレミアムボクシング25 The REAL』で、WBC世界バンタム級王座12度目の防衛に成功した王者・山中慎介(帝拳ジム)。
タフな挑戦者・同級6位カルロス・カールソン(メキシコ)の逆襲に手を焼く場面もあったが、合計5度ものダウンを奪う圧勝で7R57秒、TKO勝ち。
「構えた時に今日もいけるぞというのがありました。KOは出来たけれど相手が来た時の対処など、反省があった試合でした。(セコンドから)ジャブからと指示があってやっとKOのラウンドでリズムが出て来て、これからというところでした」と、試合を振り返る山中。
カールソンがダウンを奪われても立ち上がり、すぐに反撃してきたことについては「それは想定内。過去の映像を見てもダウンしても立ち上がって来たので」と特に驚きはなかったという。
この勝利で具志堅用高が持つ世界王座13度連続防衛の日本男子最多記録にあと1つと迫った(単独2位)。そのことを聞かれると、試合前と同じように「何度も言うように意識はしていなくて、それは皆さんが楽しんでもらえればいいです。結果は後からついてくるものですから。お客さんが次の試合も楽しみにしてくれて、その期待に応えるだけです」とした。
また、ランカーたちが対戦を拒否して防衛戦の相手がなかなか決まらない中、カールソンが手を上げたことについては「相手が受けてくれないのはスケジュールもあると思います。勇敢に向かって来てくれたカールソンには感謝したい」と挑戦者を称える。
今後について聞かれると、「今日もKO勝ちすることが出来ましたが、まだ反省の多い試合で、次に向けてやってやるって気持ちがすぐに湧いてきました」と、日本中が注目する13度目の防衛戦へ向けて早くもやる気をみなぎらせていた。
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