【パンクラス】元修斗世界王者・上田、ジョシュ愛弟子に2年越しのリベンジ誓う
3月12日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 285』に出場する第5代修斗フェザー級王者&パンクラス・バンタム級2位の上田将勝(パラエストラ東京)の公開練習が、3日(金)都内で行われた。
UFCファイターの元DEEPライト級王者・廣田瑞人(CAVE)や今大会に出場するパンクラス・フライ級王者の神酒龍一(同)らを相手にスパーリングを行った上田。現在のコンディションについて聞かれると、「追い込みがピークなので疲れと不安があり、自分と戦う毎日です」と苦笑いを浮かべる。
上田は2008年に修斗世界フェザー級王座を獲得した実績を持つ39歳のベテラン。佐藤ルミナ、ホイラー・グレイシー、堀口恭司、ジェンス・パルバーといったビッグネームから勝利を収め、2013年から参戦したONEではタイトルマッチも経験。パンクラスには2015年7月から参戦し、現在までに5戦4勝1敗の戦績を残している。
今回対戦する相手は、ジョシュ・バーネットの愛弟子として知られるバンタム級3位ビクター・ヘンリー(アメリカ/CSW/Hybrid Fighter)。2014年のGLANDSLAM旗揚げ大会で所英男にTKO勝ちを収め、2015年12月にはパンクラス・バンタム級王者の石渡伸太郎に挑戦した経験を持つ実力者だ。
そんなヘンリーに2015年2月のGLANDSLAMで一本負けを喫している上田。「前回はボコボコにされたので、正直に言って怖かったです」と再戦が決まった時の心境を明かす。「あの時は何してくるのか分からない感じもありました。あと、戦っていてすごく拳が硬いなと思いました。強かったです。苦しくて、最後もあきらめてタップをしてしまい、自分に負けました」と悔しさをにじませる。
リベンジに向けて打撃を重点的に強化。ヘンリーに勝利している石渡からもアドバイスを受け、「距離をしっかりと考えながらできるようになり、前よりもパンチをもらいにくくなりました」と手応え十分のようだ。
また、「前回は試合間隔が空いた状態で戦いました。でも、パンクラスに参戦してからは、定期的に試合ができていて、試合勘も鈍っていないです。だから、前回よりは良い試合ができると思います」と、前回のように試合勘を心配することもないと自信をみなぎらせた。
約2年越しのリベンジマッチを迎える上田。「ビクターもすごく強くなっていますが、自分も強くなっています。やり合えると思います。前回負けた後に、取り返しのつかないことをしてしまったと、すごく後悔したので、今回は杭のないように出し切って勝ちにいきます。負けたままでは終わりたくないです」と闘志を燃やしている。
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