【Krush】大沢がプロ6戦全勝の18歳に対抗心「自分より強い相手と戦っていない」
3月3日(金)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.74』の一夜明け会見が、4日(土)都内で行われた。
Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント1回戦に勝利した横山巧(リーブルロア)と大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)が会見に出席。5月28日の準決勝で対戦が決まっている両者が試合を振り返るとともに、意気込みを語った。
明戸仁志(K-1ジムEBISU小比類巻道場)との打撃戦を制した18歳の横山は、「プロで試合をして初めて顔に傷ができました。それくらい厳しい戦いでした。点数的には30点くらい。ただ、ハードパンチャーの明戸選手を相手にゴリ押しできたことは誇りに思います」と試合の感想を述べる。
明戸の強烈な左右フックを被弾する場面もあったが、「大振りのフック系のパンチが多かったので、クロスカウンターを合わせようと思ったのですが、やっぱり相手もなかなか思うようにさせてくれなかったです。緊張感があってお互いに入れない状況でした」と悔しさをにじませた。
準決勝に向けて見つかった課題を克服したいという横山。「お客さんが見たいのはKO。KOできる試合を見せたい。難しいことですが、これをやっていかないと上には行けないと思うので頑張ります」と意気込みを語った。
すると、これを隣で聞いていた大沢から「難しいことって言っているけれど、6戦6勝4KOなんでしょ? 全然難しくないと思うけど(笑)」とツッコミ。「僕は2回しかKOしてないんですよ。僕にとってはすごく難しいことなので」と横山を持ち上げつつ、一方では「でも無敗っていうのは自分より強いやつと戦っていないということでもありますから」と対抗心を覗かせた。
そんな大沢は、Bigbangライト級王者・稲石竜弥(TEAM OJ)に判定勝ち。1Rにローキックでダウンを奪われながらも、その後に2度のダウンを奪い返しての逆転勝利だった。
「久しぶりに宮田さん(宮田充・K-1プロデューサー)の眉間にしわが寄ってなかったのでホッとしていますね」と安堵の表情を浮かべる大沢。ローのダメージについて聞かれると、「ローは全然効いてなかったです。ヒザが痛かったので倒れちゃいましたね。試合前に怪我をしていたので」と明かした。
さらに「今回の試合で(現役を)辞めることも考えていた」という大沢。「勝っても自分を出し切れなかったら辞めようと思っていたし、負けても自分を出し切れたら続けようと考えていました」と覚悟を持って臨んだ一戦であったと話す。
自分を出し切り、勝ち残った大沢。準決勝で対戦する横山に対しては「正直、一番注意していた選手です。チームメイトとも横山選手が勝ち上がってくることを予想していました」と警戒心を露にした。
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