【Krush】左右田が対戦相手の「変なマスク」発言に苛立ち
4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.75』の記者会見が、3月4日(土)都内で行われた。
今大会でKrushに初参戦する左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)と、対戦相手に決まった松下大紀(NPO JEFA)が会見に出席。両者は当初2月21日の会見に臨む予定であったが、都合により欠席したため、この日の会見で改めて試合に向けた意気込みを語ることとなった。
会見の前日に開催された『Krush.74』の試合を会場で実際に観戦していたという左右田。「昨日の大会を会場で見ましたが、K-1ファイターが普通に負けるリングという印象を受けました。そういった刺激を味わってみたいと思います」と初参戦に向けた心境を話す。
2月2日の参戦発表会見の際には「自分はあくまでもK-1ファイター」という姿勢を強調していたが、この日も「前回の会見からスタンスは変わっていないです。僕が欲しいのはあくまでK-1のベルトなので、それを手にするためにKrushのベルトが必要なら獲りにいきます」と気持ちに変化がないことをアピールする。
一方の松下は2月18日の『Krush.73』にて行われた第5代Krush -65kg王座決定トーナメント準決勝で、キャリア56戦を数える36歳の小宮由紀博に判定負け。キャリア8戦目にして初黒星を喫し、今回の試合が再起戦となる。
小宮山戦について、「試合前には『普通に勝てる』と大口を叩きましたが、しっかり完封負けしました。でも、得るものがたくさんありました」と、敗れはしたがベテランファイターとの試合で収穫もあったという。
今回対戦する左右田はRISEスーパーライト級王座を獲得して現在はK-1で活躍するトップファイターの一人だが、松下も「自分より格上」とその実力を認める。しかし、一方では「試合を観ても、何が強いのかな?っていう感じですが、しっかり手堅く勝っています。実際に試合をしてみないと分からないところもありますね」とも話す。
さらに、オリジナルのマスクを着用して会見に臨んでいる左右田に対して、「変なマスクを着けていますが、自分的にはそれってどうなんだろう?と思っています」と挑発的な発言も飛び出し、「問題なく勝てる自信があります」と言い放った。
これを受けて、松下のことを「身長も高くて勢いがある選手ですね。去年くらいから毎回見ていました」と高く評価していた左右田も、ムッとした様子で「今言った変なマスクっていうのは聞き捨てならないですね」と返した。
静かに火花を散らし始めた両者。キャリアで上回る左右田が新鋭に経験の差を見せ付けるか。それとも、ベテランとの戦いで一皮剥けた松下が、格上を破って一気に名を上げるか。
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