【パンクラス】田村vsマレガリエ、ともに圧倒予告
3月12日(日)東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 285』のメインイベントとして行われるパンクラス・フェザー級タイトルマッチの調印式&記者会見が、9日(木)都内で開かれた。
第6代パンクラス・フェザー級王者・田村一聖(たむら・いっせい/KRAZY BEE)と挑戦者の同級4位ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン)が出席。試合に向けた意気込みを語った。
田村は昨年4月に第5代フェザー級王者アンディ・メインの長期欠場により行われた暫定王座決定戦で、牛久絢太郎を破って暫定王座を獲得。その後、メインが定められた期限内に防衛戦を行わなかったことなどを理由に王座剥奪となったことを受けて、1月11日付けで第6代王座に認定された。
正規王座に就くこととなった田村だが、「勝って獲ったベルトではないので、(試合前の)気持ちにまったく変化はないです」と、やはり自らが納得のいく戴冠のかたちではなかった様子。今回が初防衛戦ではあるが、「逆にベルトを獲りに行くぐらいの気持ちです」と、あくまで今回の一戦で真の王者であることを証明したいと言う。
挑戦者のマレガリエはパワフルな組み技を武器に、昨年6月に元DREAMフェザー級王者・高谷裕之、続く10月にガイ・デルモを撃破。さらにブラジルでも2試合に勝利し、現在4連勝と絶好調だ。
そんなマレガリエについて、田村は「自分の戦いに徹して、しっかりと戦い抜く、タフな選手です」と分析。そのうえで、「相手の試合(映像)は良く見ました。自分も自分の戦いに徹します。絶対に良い試合になると思いますが、僕がフィニッシュして勝ちます」と勝利に向けて自信を見せた。
一方、「今回のタイトルマッチは自分のMMAキャリア最大の戦いだと思っています」と言う挑戦者マレガリエ。「キャリアを通じて最高のモチベーションでトレーニングキャンプを行いました。自分は10年前にMMAを始めましたが、パンクラスはその頃から見ていました。そのベルトに挑めることはとても光栄です」と、パンクラスのベルトへの思いを口にする。
田村に対しては「とても良い選手なので尊敬しています」と話しながらも、「私は既に日本で2回勝っています。今回も同じ結果を見せたいと思います。ベルトをアルゼンチンに持って帰ります」と、攻略&王座奪取に向けて自信をみなぎらせた。
試合に向けて、ともに「スタンドでもグラウンドでも圧倒します」と予告した田村とマレガリエ。果たして、最後にベルトを巻くのはどちらか。
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