【K-1】武尊と対戦するストリートファイター「俺には付いて来られない」
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』に出場する、IFSフェザー級・MTU同級・TBA同級王者ビクトー・サラビア(アメリカ)のコメントが主催者を通じて届いた。
K-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(KREST)と対戦することで注目を集めるサラビア。小さい頃は水泳、高校時代はアメリカンフットボールをやっていたスポーツマンだが、小遣い稼ぎのためにストリートファイトを繰り返していたという過去を持つ。
「当時、俺はストリートファイトで小遣い稼ぎをしていて、その時にデカい相手をKOするパワーを身につけたよ(笑)。でも格闘技に出会ってからはストリートファイトやギャングの道から足を洗って、格闘技にのめり込んでいった。格闘技を始めて自分の生き方や人生を考え直したしたんだ。今回の試合で俺が格闘技で更生できたことをみんなにも伝えたいと思っている」と、格闘技との出会いが人生を変えたという。
「俺の爆発的なファイトスタイルからアメリカでは“Dynamite”と呼ばれている。スピードとパワフルなコンビネーションでファンを興奮させるから、日本のファンもそれを楽しみにしていて欲しいね。この試合で俺のパンチのスピードと蹴りのパワーを目の辺りにすると思うよ」と、自信に満ち溢れたコメントだ。
「俺は特定の得意技にこだわるのではなく、多彩な選手だと思われたい。あいつの試合は何かやってくれる、その期待感を持って見てもらえる選手でいたいね」というサラビアの憧れの人物は、あのブルース・リーだそうだ。
「俺はブルース・リーのファイトスタイルや哲学に憧れている。ブルース・リーはあらゆるタイプの格闘技を受け入れ、理解し、良い所は吸収する。俺にとってのスターだね」
対戦する武尊については、「本当に素晴らしい選手だと思う。彼と戦うチャンスを与えてもらったことに感謝したい。武尊は今のK-1を象徴するファイターだと思うけれど、俺も自分のテクニックとパワーには自信を持っている。そして俺のフットワークに武尊はついてこられないだろう。間違いなく言えることは、この試合はファンにとって最高のものになるってことだ」と、武尊を称えつつも自分のスピードには付いて来られないと断言。
「最高のパフォーマンスで勝利すること。日本のそして世界中のファンに格闘家としてメッセージを残したいね。また俺はヴィーガン(肉を食べない菜食主義)のファイターで、そういう部分でも何かを伝えたい。日本のファンは自分のことをまだ知らないと思うが、この試合の後には間違いなくビクトー・サラビアという名前を忘れられなくなっているはずだ。日本という素晴らしい国で戦えることが今から待ち遠しくて仕方がない。みんなに会えることを心から楽しみにしているよ」と、サラビアはメッセージを残した。
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