【Krush】中澤、夢はチャンピオンになってマセラティ
4月2日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.75』の前日計量&記者会見が、1日(土)13:00より都内で行われた。
ダブルメインイベント第2試合で行われる「第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝戦」に出場するRKAウェルター級王者・小宮由紀博(HEAVY CLASS)、元MA日本ウェルター級王者・中澤純(TEAM Aimhigh)はともにリミットちょうどの65.0kgで計量をパス。
中澤は、「明日は僕がチャンピオンになれる日なので今から楽しみです。ベルトを近くで見ると緊張する。格闘技をやっていない人はデカいベルトだなくらいにしか思わないかもしれません。でも昨日の僕は水抜きでお腹も減って、なんでこんなことをやっているんだろうって思ったんですが、ベルトを見るとこのために今まで楽しいけれど苦しいこととか全てを乗り越えて来たんだなとベルトの裏側を見て思います。明日は表を見て、一緒に寝ます」とにこやかにコメント。
さらに、「とりあえず今年の末くらいにはマセラティ(イタリアのスポーツカー)を買ってチャンピオンらしい人間になりたい」との“成り上がり”を夢見る。
小宮は対照的に厳しい表情のまま、「明日戦うことが楽しみです。若い選手が台頭している中でベテランと呼ばれる自分たちがタイトルを争うことに意味があると思う。明日はしっかりと戦ってこのベルトを勝ち獲って、若い選手たちにしっかりと見せて、これからのKrushを引っ張って行く意味でも重要な試合になります」と意気込んだ。
中澤に前回の試合を「つまらない」と酷評されたことについては、「僕は相手の選手のことを甘く見たり蔑む必要は全くないと思っています。自分自身の戦いを追求していくだけです。今回は最近の試合の集大成だと思っているので、進化しているところを見せる。そうすれば結果は付いてくる」と、自分は自分だと語った。
また、メインイベント最終試合であることについて中澤は、「僕の場合は一発叩いて倒してKOで勝つ、もしくはダウンを獲っての判定勝ちがほとんど。ベテランと言っているが、この年で格闘技を本気でやれているってお互いにピーターパン症候群だと思う。普通に生きていたら小宮選手のような年齢の人(36歳)を思い切り殴れることはないと思うので、お互いにそのピーターパンの部分で思い切り殴りっこしたい」と、殴り合いを見せたいという。
対する小宮は「タイトル戦でありメインの試合でありますが、自分自身が試合を楽しめなければお客さんを楽しませられない。だから楽しんで思い切りぶつかりたい。今はワクワクしています。一番いい試合だったと思ってもらえる試合をしたいと思っています」と、メインおよびタイトルマッチらしい、いい試合にしたいと話した。
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