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【K-1】WGP準優勝の平本蓮がキシェンコ刺客と激突

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2017/04/26(水)UP

平本(左)はロシアのウマル・パスハエフ(右)と対戦する

 6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』の新たな対戦カードが、4月26日(水)都内で開かれた記者会見で発表された。

 2月の「K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント」で、18歳にして準優勝の結果を残した平本蓮(K-1ジム総本部チームペガサス)が参戦。スーパーファイト(ワンマッチ)で、かつてK-1 WORLD MAXで活躍したアルトゥール・キシェンコが送り込む刺客ウマル・パスハエフ(ロシア)と対戦する。

ゴンナパー(左)の顔面にパンチをめり込ませた平本(右)

 今回から階級をライト級(-62.5㎏)からスーパー・ライト級(-65㎏)へと上げる平本。プロデビュー時はスーパー・ライト級で試合に出場しており、「もともと今の自分にとってベストな階級です。-62.5㎏でやった時は、減量のための練習が多くなってました。今回からは試合の直前まで、強くなるための練習ができると思います。調整の時から自信が持てるので楽しみです」と、より力が発揮できる階級での試合を待ち望んでいるようだ。

 さらに「この前のトーナメントで1日3試合を経験したことが、凄く糧になっています。勝ち方や攻め時であったり、僕の格闘技人生の中でどのような練習・技術・経験よりも宝物になりました」と、トーナメント出場の成果を強調する。

 対戦相手のウマルは、今大会で武尊と対戦するブバイサ・パスハエフの実兄。アマチュア大会で実績を積み、プロになってからはロシアの格闘技団体「W5」の欧州王座やムエタイの世界タイトルも獲得している。戦績は25戦22勝(12KO)3敗。

 ウマルの印象について、平本は「ブロックが固くて、外国人のファイターらしいスタイルです」と説明。「でも、空間の把握とかがそんなに上手くないのかなとも感じたので、全力でやれば自信はあります」と攻略に向けて自信を見せた。

 ライト級トーナメントでは優勝候補の一人であったゴンナパー・ウィラサクレックをKOして、大きなインパクトを残した平本。「僕は注目してもらった方がヤル気も出ますし、やりやすいです」と笑顔を浮かべた。

 一方、K-1初参戦が決まったウマルは主催者を通じてコメント。平本に対して、「若くてアグレッシブな選手で、相手にとって不足はない。今回の試合は自分にとって新しいチャレンジでもある。自分のキャリアのためにも、この試合は絶対に負けるわけにはいかない。どちらか強い方が勝つ。それはもちろん俺だ」と宣戦布告した。

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<決定対戦カード>

▼スーパーファイト K-1スーパー・ライト級 3分3R・延長1R
平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決トーナメント準優勝)
vs
ウマル・パスハエフ(ロシア/AFCA世界ムエタイ王者、W5ヨーロッパ王者)

 

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