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【巌流島】空手家・鈴木信達「感じるままにいく」

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2017/05/04(木)UP

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一撃必殺の突きを武器に海外のリングでも戦ってきた鈴木が、巌流島に出陣

 5月6日(土)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA ニッポンの底力! ニッポンの未来!』。出場する5選手が4日(木)都内にて個別取材に応じた。

 今大会に初参戦する鈴木信達(MMA空手道場 鷹)は極真空手出身で、強力な打撃を武器にZSTやONE FCで活躍。2014年にはONE FC世界ウェルター級王者となっている39歳。

 当初は巌流島の人気カポエイラ戦士マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)との対戦が決まっていたが、アウレリオが怪我のため欠場。代わってアウレリオの兄であり、同じくカポエイラの使い手であるマーカス・ヴィニシアス(ブラジル)と対戦することになった。

 対戦相手が急に変更となったことについて鈴木は、「弟さんが怪我で出られなくて代わりになるのは無謀と勇気がありますが、そこで勇気の方を取ったということですね。僕ならそこで手を上げられる自信がない。彼にはそれくらいの覚悟がある。全力で立ち向かうしかない」と、ヴィニシアスの勇気を称える。

 ヴィニシアスはアウレリオよりも身長が10㎝近く高いが、「今までも自分より大きな相手とばかりやってきたので、小さい相手の方がやりにくい」と特に気にはしていない様子。

「もちろんリーチ差があるので、今までのどの試合もそうだったがパンチで距離を縮めるのはリスクがある。相手はカポエイラなので蹴りで来るでしょうから、僕も蹴りで距離を詰める展開になる。そうでないとリーチ差が克服できない」と蹴りに対して蹴りで対抗するという。

 また、普段の階級(70kg)よりも重い契約体重(80kg契約)に関しては、「僕は無差別級と黒人とはやらないというモットーがあったんですが、そのひとつが崩れてしまいました。理由? 純粋にやりたくないからです(笑)」と言うが、「普段は70kgでやっていますが、本来僕の身体は一階下なんですよ。相手はリカバリーしてくるので、ONE FCでも10kg近い差が当日はあった。そう考えると毎回が無差別級のようなものでした。体の大きさの違いで会場がどよめくほどです。でも、最初から20~30kg違うのとは別の話なので」と、こちらもあまり気にしていないようだ。

 作戦について聞かれると「対策はしてきました。相手がサウスポーで旋回(回転しての蹴り)する攻撃が多いので、空手の“捌き”と近代的なステップを生かします。相手の10年前の試合映像を見たんですが、スイッチするみたいですね。僕はノープラン。感じるままにいくしかない。出たとこ勝負」と、その場の展開で戦い方を決めたいと語った。

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