【KNOCK OUT】新旧戦うヒロイン対決、互いに「相手を超える」
5月10日(水)渋谷TSUTAYA O-EASTにて開催される『ROAD TO KNOCK OUT.1』の前日計量が、9日(火)都内にて19:00より行われた。
KNOCK OUT初の女子マッチ、そして女子キックボクシングの新旧ヒロイン対決として注目を集めるWPMF女子世界ミニフライ級王者・田嶋はる(アクティブJ三軒茶屋ジム/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)vs MuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)。田島は47.4kg、小林は47.6kgでそれぞれ契約体重の48kgをクリアーした。
田嶋は2007年にプロデビューし、女子キック界のヒロインとして活躍した元J-GIRLSミニフライ級王者。2010年に一度引退したが2014年5月に復帰し、2015年5月にはWPMF女子世界ミニフライ級王座をKO勝ちで奪取した。現在33歳。
「KNOCK OUTに出たかったので、しかも女子で初めての試合を組んでもらえて嬉しいですし光栄です」と田嶋。小林はかつての師匠である牧裕三(元J-NETWORKバンタム級王者)の弟子であり、姉妹弟子対決となる。
「彼女は師匠の最高傑作だと思います。それを今の私が超えることに意味がある。今の私で最高傑作を超えたいです。新旧対決で自分の方が旧だと思いますが(苦笑)、挑戦者の気持ちでやるつもりです」と、小林の方こそが自分が超えなければいけない壁だと見ている。
「パンチもキックもヒジ・ヒザも首相撲も何でも出来るバランスのいい選手。しかも可愛いから人気も出るでしょう」と小林を評する田嶋だが、「私もいい年になったので大人の腹黒さを彼女に教えてあげます(笑)。あの可愛い顔を何針縫うことになりますかね」とニヤリ。
対する小林は女子キックボクシングのニューヒロインとして注目されている5勝(2KO)2分と無敗の選手。2016年12月にはわずか6戦目でMuayThaiOpenフライ級王座をKO勝ちで獲得した。現在21歳。
「早く試合がしたいです。イメージはもう出来ているのでワクワクしています」と、計量を終えてやる気満々の小林。田嶋のことは「メチャ強いです。何でも出来る選手ですね。あと美人です」と評するが、「相手はレジェンド的存在ですが同じ人間なので恐れずに向かって行きたい」と臆するところはない。
師匠が同じであることは言われて初めて気付いたようで、あまり気にはしていないという。「大きい大会なので緊張はしていますが、自信を持って挑んで結果を出したい。レジェンドを超えたいと思います」と言い、「KNOCK OUTなのでKOを目指して行きます」とKO宣言も飛び出した。
試合内容次第では、勝者が女子選手として初のKNOCK OUT本戦出場もありうる大きなチャンスがかかった一戦。勝つのはベテランのヒロインか、それともニューヒロインか。
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