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【SEI☆ZA】禅道会との対抗戦に臨む武道女子「全てを出して勝つ」

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2017/05/10(水)UP

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(左から)チームSEI☆ZAの先鋒ラジーナ・ビスタ、大将タバタ・ヒッチ、中堅ラダ・マナンダー

 5月11日(木)東京・後楽園ホールで旗揚げ第二戦を開催する女子格闘技プロジェクトGIRL’S BUDO ENTERTAINMENT『SEI☆ZA』(セイザ)の記者会見が、10日(水)都内で開かれた。

 今大会では、長野県に本部を置く空手道・禅道会からSEI☆ZA実行委員会に対戦要望書という名の「挑戦状」が届いたため、「チームSEI☆ZA vs 空手道・禅道会 3vs3勝ち抜き戦」が行われる。いよいよ明日に迫った2度目の試合を前に、世界から集まって日本で共同生活を行い武道を学ぶチームSEI☆ZAの先鋒ラジーナ・ビスタ、中堅ラダ・マナンダー、大将タバタ・ヒッチの3選手が会見で意気込みを語った。

 3選手は口を揃えて「禅道会の皆さん、チームSEI☆ZAとの対抗戦を受けてくれてありがとうございます。明日はいい試合をしたいと思います」と意気込みを語る。

 1月の旗揚げ戦でラジーナは、場外に押し出されるスモーポイントを3度食らい敗れており、今回の試合に向けては「前回は何をすればいいのかわからないまま負けてしまいました。私は元々空手家なので、今回は打撃で戦います。日本に来てから1年近く経つので、日本で養った全てのものを出して勝ちます」と勝利宣言。

 そして、同大会で腕十字で一本負けし今回が再起戦となるラダは「腕十字で負けてから柔術の出稽古をしてきたので、グラウンドにも対応できるようになり心配はありません。その上で打撃も進化してきました」と自信を見せる。

 また、3連続のスモーポイントで敗れているタバタは「前回の試合ではすぐに終わって自分の力をお見せすることが出来なかったので、今回は打撃、柔術、柔道の技術全てを見せたい」という。

 1人が3人全員を破ってしまう可能性もある勝ち抜き戦。先鋒戦の戦いに注目が集まる中、ラジーナは「私1人で3人勝ち抜くのもいいのですが、私はスタミナがないので負けると思う……」と予想外なコメントで笑いを誘う。

 SEI☆ZA実行委員会の山口日昇代表は「先鋒戦は実戦経験が1戦同士、18歳と17歳の戦いです。ラジーナは伝統派空手を学びフルコンタクトの試合を日本に来るまでやったことがなく、対する禅道会の伊藤は空手白帯です。SEI☆ZAのコンセプトは最強、最高峰を目指すのではなく、選手の個性、哲学、今やっていることの情熱をいかに試合に出すかをテーマにしています。そういう魅力をSEI☆ZAの中で見せられると確信しています」と期待を込めた。

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