【Krush】野杁正明の相手決定「K-1王者として凱旋する」
8月20日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホールにて開催される『Krush.79 ~in NAGOYA~』の記者会見が5月25日(木)都内にて行われ、対戦カード第一弾が発表された。
出場が決まっていたNDC -66kg世界王者・野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場)の対戦相手が、ISKA欧州スーパー・ライト級王者&Strike League2015同級トーナメント王者ディエゴ・フレイタス(ポルトガル)と対戦する。
会見に出席したK-1 WORLD MAX 2006・2007年日本代表決定トーナメント王者で、今大会の大会実行委員長を務める佐藤嘉洋は、「見る限りとてもガッツのある選手で、ガンガンパンチとキックを振るって来る選手なので、野杁の非情な攻撃とどう融合するのか楽しみな一戦となりそう」と評した。
野杁は「初来日の選手と対戦が決まったが、昨年は1Rで終わってしまい解説席の人が話す時間がなかったので、今回は1Rは様子を見て作戦をたてて2Rで仕留めたいと思っています」と余裕のコメント。それを受けて佐藤実行委員長は「解説席には僕がいたんですが、苦言を呈したんです。解説をさせてくれ、と。配慮どうもありがとう」と答える。
「映像を見たが、1~2年前のしかなく、僕の目指しているところのレベルの選手じゃないと思っている。難なくクリアしないといけないし、最初から潰して圧勝しないといけない。1Rは見せるところは見せて2Rで勝負したい。でも1Rで倒せるなら1Rで倒します」と野杁。
6月18日 (日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」では、王者ゲーオ・ウィラサクレックとK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチを争うことが決まっており、「名古屋はもちろん大事ですし、僕が言い始めた大会なので必ずなんとしてでも出ないといけない。でも6月は手を抜いて勝てる試合ではないので、身体がどうなろうと勝ちにいってK-1チャンピオンとして名古屋に上がろうと思います」と、K-1王者として名古屋に凱旋したいとの野望も語った。
「ゲーオ対策は完璧に出来ている。それを試合でどれだけ出せるか、100%に近付けられるかって段階です。ゲーオも対策を練って来るので何とも言えないが、対策は100%出来ている。今は100%以上に持っていけるようにやっていくだけです」と、ゲーオ戦にも自信をみなぎらせる。
6月にゲーオに勝ってK-1王者になれば気が抜けてしまうのでは、との質問には「気持ち的に落ち着いてしまうかもしれないが、獲ったら絶対王者になるのが目標なので、この選手なら野杁は勝てないという選手とやっていきたい。獲って終わりではなく、その先を考えているので、どんどん強敵を用意してもらいたいです」と、K-1王者になることがゴールではないとした。
佐藤実行委員長は「ゲーオに勝ってチャンピオンになって凱旋となれば、実行委員長としてはそれほど嬉しいことはない。先の試合が決まっているのはファイターとしてプレッシャーがかかるが、8月のことは考えず全力でゲーオにぶつかって欲しい思います」とエールを送ると、野杁は「必ずK-1王者として参戦します」と誓った。
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