【Krush】新王者・安保への挑戦権を懸け郷州vs大沢
5月28日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.76』の一夜明け会見が、29日(月)都内で行われた。Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント準決勝を勝ち上がり、次回決勝で対戦する郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス)と大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)が出席。
闘士にTKO勝利した郷州は試合を振り返り、「強くて優しい紳士と試合してKO出来たのは嬉しいです。安保選手に前回負けたにもかかわらず、このようなチャンスをもらえたので、絶対に負けられなかった。勝ててラッキーです。あとは、ベルトを巻くだけです」といつものように愛くるしい笑顔でコメントした。
対して前日会見では、減量苦からか体調・機嫌共に悪そうだった大沢だったが、この日は別人のように清々しい表情で「本当に勝てて良かったです。試合内容はダメでしたが、絶対勝ちたかったので、本当に勝てて良かったです」と言葉を噛みしめた。「正直、全然体が動かなくて1分くらいでスタミナが切れたので、1発当てて倒すしかないと思った。それで、インターバルの時に、セコンドにパンチで倒しに行くって伝えて。なんとか判定で勝てたけど、減量の失敗はプロとして失格」と自身を戒めた。
両者は、8月6日にKrush -60kg次期挑戦者決定トーナメントの決勝戦で、王者・安保璃紅とのタイトル挑戦権を懸けて戦うことになる。
お互いの印象について、郷州は「自分よりも5歳も若いが、キャリアは上で、相手の弱点を突くのが上手い選手。自分にないものを持っているので、戦えて光栄です」と敬意を示した。「でも、また減量を失敗してくれればいいなと思う」との本音で会場を沸かせた。
大沢は「郷州選手は本当に強いし、尊敬している。8月6日は非常に楽しみ」とこちらも敬意を示す。さらに「次の試合は、今回みたいに熱い試合をして勝つなんていいません。ドロドロの試合をして勝ちます」とも宣言。
2人の言葉を聞き、宮田プロデューサーは「対戦相手同士がこれだけ、お互いをリスペクトするのは珍しいですよ」と驚きを隠せない様子だった。
●編集部オススメ記事
・今年4月に対戦した郷州と安保
・K-1のリングでも勝利している大沢
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