【ボクシング】リーゼントボクサー和氣慎吾が7月再起戦、再び世界目指す
“リーゼントボクサー”和氣慎吾(29=FLARE山上ジム)が、7月19日(水)東京・後楽園ホールで開催される『ゴールデンチャイルド』で約1年ぶりに復帰することが、6月5日(月)都内所属ジムで行われた記者会見で発表された。
2016年7月のIBF世界スーパーバンタム級王者決定戦、ジョナタン・グスマン戦後は眼窩底骨折、鼻の骨折、肋骨骨折の重傷で入院。手術を受け、病院のベッドの上で「心が折れかけたこともあった」という。
しかし、ファンの応援や周りの支えがあり、「もう一度ボクシングをやろう」と決意。1カ月ほどの入院で、退院後は「すぐに動けるようになった」と、世界へ向けての再始動は早かった。
10年間所属していた古口ジムからFLARE山上ジムへ移籍して心機一転。「新しい環境、新しいトレーナーの元でパンチの種類、バリエーションが増えました。以前とは違う動きになって、戦い方が変わっています」とニュー和氣を今回の試合で見せるという。
「1年ぶりの試合になりますが、和氣慎吾が復活したと思ってもらえるいい勝ち方をして、早く世界戦をと思ってもらえるようにリングの上で証明したいと思います」と意気込みを語った。
再起戦の相手は元・日本スーパーバンタム級暫定王者・瀬藤幹人(37=協栄ジム)に決定。瀬藤は2011年4月に日本スーパーバンタム級暫定王者となり、同年7月に正規王者との統一戦で敗れてタイトルを失った。戦績は34勝(18KO)11敗3分で、今回が51戦目は現役プロボクサーの中では2位の試合数を誇る。
所属ジムの赤井祥彦代表によれば、「復帰戦の相手には勝てる外国人選手を、との声も周りからあったが、和氣本人から緊張感ある試合を組んでくれとの希望があり、元暫定日本王者にオファーを出した」と説明。今後のプランについては「再起戦で勝ったら次は世界ランカー、それを前哨戦として出来るだけ早い時期に世界へ挑んでいきたい」と語った。
<決定対戦カード>
▼スーパーバンタム級 3分8R
和氣慎吾(FLARE山上ジム/IBF世界スーパーバンタム級13位)
vs
瀬藤幹人(協栄ジム/元・日本スーパーバンタム級暫定王者)
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