【KNOCK OUT】野心ギラギラの不可思、俺が主役の座を奪い取る
6月17日(土)東京・TDCホールで開催の『KNOCK OUT vol.3』に出場するREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級&RISEライト級王者・不可思(クロスポイント吉祥寺)が、7日(水)都内所属ジムで公開練習を行った。
不可思は「KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント」の1回戦で、新日本キックボクシング協会ライト級王者・勝次(藤本ジム)と対戦する。公開練習のミット打ちではロー、ミドル、ヒジ打ち、ヒザ蹴りなどを披露した。
今回のリミットは61.5kgで、普段64.0kg前後で試合を行っている不可思は約2.5kgのさらなる減量を強いられる。そのため囲み取材では体重に関する質問が多かったが、「減量は1カ月前からの長い期間でやっています。今までで一番長い期間です。体重のことは俺も心配だったんですが、順調に落ちていますし、パワーもスピードも上がって今までよりも調子がいいくらいです」と、不安はないという。
「練習が出来る最低限のエネルギーしか摂っていません。練習の時はそれをMAXで使うので、練習以外の時は元気がないかもしれませんね(笑)。でも量は多く摂れているので精神的なストレスもありません」と、生活の中心を練習に置いている状態。
対戦する勝次については、「バランスが良く基本が出来ている。実力があるのは間違いない。今まで交流がなかった団体のチャンピオンと戦うのはお客さんからしても興味深いと思う。でも、特に一発がある印象はないですね」と評した。
TOKYO MXで放映中のレギュラー番組『KNOCK OUT!』にて、勝次は不可思に見せつけるように大田区のグルメを紹介する食べ歩き企画を敢行。そのことについて聞かれると、不可思は「どうでもいいです。試合のことだけに集中しています」と一笑に付した。
過去2回のKNOCK OUT出場では第1試合で観客に火をつける役割を担った不可思だが、その戦いぶりが評価されて今回はメインイベントの大役を任せられた。
「このトーナメントに懸けている部分があるし、メインを任されたので責任と覚悟を持たないと務まらない。覚悟の部分でも俺の方が勝次選手よりも持っていることを試合で感じて欲しい。今回はただの1試合というだけでなく、KNOCK OUTをこれから俺が盛り上げていく、そういう試合を見せないといけない。KNOCK OUTの看板が務まるかの査定をお客さんにされる試合でもあると思っています」と、決意を語る。
「前回は森井選手がメインの仕事を果たした。今度は俺がメインで締まる試合をしないといけない。“これがKNOCK OUTのメインだ”って試合を見せたいのもありますが、それ以上に“これが不可思だ”って試合を見せたいです。そして、このトーナメントを俺のストーリーにします」と、一気にKNOCK OUTの主役を奪うと言い放った。
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