【ボクシング】田口良一の防衛戦決定、勝てば次はWBO王者・田中恒成との統一戦へ
7月23日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『ダブル世界タイトルマッチ」の記者会見が、6月14日(水)都内にて行われた。
WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(ワタナベジム)はWBAからの指名試合として、挑戦者・同級1位ロベルト・バレラ(コロンビア)と6度目の防衛戦を行う。
田口は「今回久々に試合間隔が空いてしまいましたが、久しぶりに試合が出来るので嬉しく思っています。相手は1位で強い選手ですが、いい内容、いい結果で勝ちたいと思います」と挨拶。昨年大みそかのカルロス・カニサレス戦以来、約7カ月ぶりの試合に喜びを感じているようだ。
挑戦者バレラについては「勝負強さがある。劣勢のところから跳ね返すし、上手さもある」と評した。
さらに、「僕もいい内容でクリアーして、次も勝って田中(恒成=WBO世界ライトフライ級王者)選手と統一戦をぜひともやりたいと思います。そのためにも、やはり田口は強いなと思ってもらえるような試合をしたいと思います」と、田中との統一戦に意欲を見せる。
田中は5月に初防衛を達成すると、リング上からテレビ中継のゲスト解説を務めていた田口をリングに呼び込み、「田口選手も俺と試合をしたいと聞いているので、あえて言いましょう。今年中にやりましょう!」と統一戦をアピール。田口も「次、勝ったらぜひやりたい」と応じた。
田中との統一戦については「マネージャーからやる方向との話を聞いています」と言い、「次勝てばやれるもんだと思っている」と確信。「この前の試合を見て成長している、強くなっていると感じました。そういう相手に勝てたら、自分のボクシング人生の成功だと思う」とまで語る。
しかし、「その前に次に勝つこと。そこから考えたい」と今はバレラ戦に集中したいと語った。また、田中が「田口選手の応援団長になる」と発言したことについては、「ぜひとも応援してください」と笑顔で答えた。
田口は6月上旬に鹿児島で、足腰の強化とスタミナアップを目的とした5泊6日の合宿を行い、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志が監督を務め、ハードなトレーニングを積んだ。内山からは「みんないい試合をして勝ってくれ、というようなことを言われました」(田口)と明かした。
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ワタナベボクシングジム
「ダブル世界タイトルマッチ」
2017年7月23日(日)東京・大田区総合体育館
<決定対戦カード>
▼IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 3分12R
ホセ・アルグメド(メキシコ/IBF世界ミニマム級王者
vs
京口紘人(ワタナベジム/OPBF東洋太平洋ミニマム級王者、IBF世界ミニマム級9位・挑戦者)
▼WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 3分12R
田口良一(ワタナベジム/WBA世界ライトフライ級王者)
vs
ロベルト・バレラ(コロンビア/WBA世界ライトフライ級1位・挑戦者)
▼日本スーパーフライ級タイトルマッチ 3分10R
船井龍一(ワタナベジム/日本スーパーフライ級王者)
vs
奥本貴之(グリーンツダ/日本スーパーフライ級1位・挑戦者)
<出場決定選手>
河野公平(ワタナベジム/元WBA世界スーパーフライ級王者)
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