【RIZIN】“乱闘お騒がせ男”「1RでKOするため日本に行く」
7月30日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント1st ROUND-夏の陣-』の追加対戦カードが発表された。
ヘビー級スペシャルワンマッチ(ヒジ打ちあり)としてアミール・アリアックバリ(イラン)vsタイラー・キング(アメリカ)、93.0kg契約スペシャルワンマッチとしてテオドラス・オークストリス(リトアニア)vsカール・アルブレックソン(スウェーデン)の2試合が決定。
アリアックバリは、昨年開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント』に参戦。決勝まで勝ち上がり、ミルコ・クロコップに敗れるも準優勝。グレコローマンレスリング2013年世界選手権120kg級金メダル、2010年世界選手権96kg級金メダルという輝かしい実績を持ち、レスリング仕込みのパワフルなタックルと組みの強さに加え、”地球に穴が開く”とも形容される強烈なパウンドを武器としている。
その実力はスパーリングパートナーを務めるUFCのマーク・ハントに「あいつを敵にしたくない」と言わしめるほど。2015年10月のプロデビュー以来、6勝1敗の戦績で、4勝が1RでのTKO勝ちだ。
また、オリンピックでレスリングの金メダル有力候補にもなりながら、RIZINでは“お騒がせ男”としても知られている。計量で毎回のように相手を挑発して乱闘騒ぎを引き起こすほか、記者会見でヴァンダレイ・シウバを挑発して一触即発の事態になったこともある。
この危険な男と今回対戦するキングは、ボブ・サップと同じく元NFLの選手で、2011年7月にMMA(総合格闘技)に転向。現在まで12勝5敗の戦績を収めており、そのうち7勝は関節・絞め技によるもの。フィニッシュはチョーク系の技だけでなく、アームロックやヒールホールドでも一本を収めており、寝技に長けている。
アリアックバリは「やあ、みんな。また、日本に戻れることになって、本当にハッピーだよ。7月30日のRIZINでのタイラー・キングとの試合のためだからな。タイラー、俺はお前のために日本に行くんだぜ、1RでKOするためにな」と今回も1RでのKOを予告。対するキングは「俺は今、ボストンのジムでトレーニング中だ。イラン人どこにいる? どこに隠れてるんだ、アミール! 隠れてんじゃねーぞ、アミール」と挑発的なコメントを寄せている。
テオドラスはBUSHIDO欧州ライトヘビー級王者で、柔道をバックボーンに持つ。2015年12月の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 ヘビー級トーナメント』に参戦し、1回戦で初回KO勝ちを飾るも準決勝で優勝したキング・モーに敗れた。まだ10勝4敗とキャリアも浅く、今後が期待されるRIZINのホープ。
対するアルブレックソンは4戦無敗で昨年4月の『RIZIN.1』に初参戦。第2のヒョードルとの呼び声も高いワジム・ネムコフを破る番狂わせを起こした。同年の無差別級トーナメントではワレンティン・モルダフスキーに判定負けでプロ初黒星を喫したが、テオドラス同様に今後が期待されているホープだ。
テオドラスは「日本の皆さん、こんにちは。もうすぐ日本の皆さんに会いに行きます。素晴らしい試合をお見せしたいと思います」、アルブレックソンは「テオドラス、7月30日は必ず倒すぜ。君はかなりタフなヤツだけど、俺はもっとタフだからな。日本のみんな、元気ですか? 7月に日本に戻るから、楽しみにしててくれ」とコメントしている。
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