【ベラトール】ミトリオン、現UFCヘビー級王者ミオシッチへ対戦要求
6月24日(現地時間)、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたベラトールNY大会は、ヒョードルに元UFCファイターのマット・ミトリオンがKO勝ちするなど盛り上がりを見せ、無事幕を下ろした。
試合後のインタビューで『ベラトール』のスコット・コーカー社長は、ヘビー級タイトル創設について答え「ヘビー級のいい選手たちがベラトールに集まってきたし、ヘビー級王座創設を考えるべき時が来ましたね」と答えた。
現在ベラトールのヘビー級には、ミトリオンやヒョードルをはじめ、新規に契約したロイ・ネルソンもいる。ロイはミルコ・クロコップやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラにもKO勝ちしており、UFC日本大会でも2度メインを務めたことがある世界を代表するMMA選手。
また、元UFCライトヘビー級王者のクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンも、現在ヘビー級に階級を上げてベラトールに参戦中で、北京五輪柔道金メダリストの石井慧に勝利している。
ほかには、PRIDEで活躍したセルゲイ・ハリトーノフ、シェイク・コンゴ、ヴィタリー・ミナコフ(今年6月にアントニオ・シウバをKO)や、TNAやWWEで活躍したプロレスラーのボビー・ラシュリーなどコマがそろってきており、確かにヘビー級王座を作るべき時期に来ているようだ。
なお、ミトリオンは会見後のバックステージで米の格闘技メディア、FloCombatの取材を受け、UFCヘビー級王者スティーペ・ミオシッチへの挑戦を表明した。ミオシッチは昨年5月にヒョードルに勝ったこともあるファブリシオに1RKO勝ちしてUFCヘビー級王者となった。
ミトリオンは「俺は(新設される)ベラトールのヘビー級ベルトを獲る。そうしたら、ミオシッチとやりたい。彼のことは尊敬してる。だからこそ戦いたいんだ。団体の垣根を超えた戦いをやろう!」と呼びかけた。
実現するかどうかは、まだ未知数だが、今回のミトリオンのヒョードルKOで、アメリカのヘビー級戦線が大きく動き始めたかもしれない。
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