【UFC】シェフチェンコが女王攻略に自信「前回の続きのような試合にはならない」
7月8日(土・現地時間)アメリカ・ネバダ州ラスベガスにあるT-Mobileアリーナにて『UFC 213』が開催される。
メインイベントは、王者アマンダ・ヌネス(ブラジル/14勝4敗)vs挑戦者ワレンチナ・シェフチェンコ(キルギス/14勝2敗)によるUFC女子バンタム級タイトルマッチ。7日(金・現地時間)に計量が行われ、ヌネスは61.24kg、シェフチェンコは61.0kgでそれぞれ計量を無事クリアーした。
両者は昨年3月に開催された『UFC 196』で初対戦。1Rと2Rを圧倒していたヌネスが3Rに入ってスタミナ切れから急失速し、シェフチェンコの猛烈な逆襲に遭って、あわやフィニッシュ寸前まで追い込まれるというスリリングな展開となった。
その試合ではヌネスが判定勝利を手に入れたものの、2014年のキャット・ジンガノ戦でも、ヌネスは序盤の猛攻をしのがれた後、スタミナが切れて逆転負けを喫している。序盤の強さは随一ながら、やがてガス欠を起こす選手という評判が定着してしまっており、スタミナ不足が改善されているかどうかが今回のシェフチェンコ戦のカギを握る。
対するシェフチェンコは「前回の試合は時間が足りなくてヌネスをフィニッシュ出来なかった。あと1分あれば結果は違っていただろう。今の私なら全く違う戦い方をする。前回の続きのような試合にはならない。私はコーチと、いろいろな面からヌネスを研究していて戦略も練ってあるし、技術も磨いてある」と女王攻略に自信を見せている。
また、セミファイナルではミドル級1位ヨエル・ロメロ(キューバ/12勝1敗)と、同級3位ロバート・ウィテカー(ニュージーランド/19勝4敗)がUFCミドル級暫定王座を懸けて激突。
UFCミドル級戦線は昨年10月に王者マイケル・ビスピンがダン・ヘンダーソンを相手に初防衛して以来、ビスピンの負傷もあってタイトルマッチが行われておらず、今回のロメロvsウィテカー戦の勝者が正王者ビスピンとの王座統一戦に臨むことになりそうだ。
そして今大会では、1勝1敗で迎える3度目の決着戦、UFCヘビー級1位ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)vs同級3位アリスター・オーフレイム(オランダ)が行われる。1度目は2006年5月のPRIDE無差別級グランプリ1回戦で、ファブリシオが一本勝ち。2度目は2011年6月のStrikeforceヘビー級トーナメント1回戦で、アリスターが判定勝ちを収めている。約6年ぶりとなる3度目の対決を制するのはどっちだ。
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