【UFC】ワイドマンが地元で連敗脱出に懸ける
7月23日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドにあるNYCB LIVE:ホーム・オブ・ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアムにて『UFC FIGHT NIGHT:Long Island』が開催される
ニューヨーク出身ファイターが多く出場する今大会のメインイベントは、元UFCミドル級王者で現同級5位のクリス・ワイドマン(アメリカ/13勝3敗)と、同級8位ケルヴィン・ガステラム(アメリカ/14勝2敗)が対戦する。
地元ロングアイランド出身のワイドマンは2009年から2015年にかけて13連勝を成し遂げ、当時、絶対王者と呼ばれたアンデウソン・シウバを下してUFCミドル級王座を獲得。3回の防衛に成功したものの、2015年12月に王座陥落を喫して以降は3連敗と低迷中。
それでも、子供の頃から慣れ親しんだナッソー・コロシアムで連敗脱出を目指すワイドマンは「マディソン・スクエア・ガーデンは世界で最も歴史的な会場として知られているけれど、ロングアイランド出身の自分にとってはナッソー・コロシアムこそがホーム。ここは俺たちの誇りであり、喜びでもある。俺にとっては、ここ以上の場所はない。だから、この場所のど真ん中に立ち、満員の観客の視線が自分にそそがれるというのは、まさに夢がかなったようなものなんだ」と意気込みを語った。
一方、対戦相手のガステラムは3連勝中と好調をキープしているとはいえ、前回の試合は第1Rにヴィトー・ベウフォートを華麗にKOしたものの、後に薬物検査で失格。ノーコンテストに変更され、90日間の出場停止処分を受けた。
今回のワイドマン戦を前に、ガステラムは「崖っぷちに立っているのも、プレッシャーがかかっているのもワイドマンの方だ。地元で4連敗したい人なんていないし、特に今回は彼にとってはリリース(契約解除)の危機もかかっているからね。こちらは力むことは何もない。ブラジルでベウフォートを倒した時と同じように、力を出し切っていい試合をお見せする」と話し、「早くタイトルマッチにたどり着きたいんだ。勝ってタイトル挑戦をアピールしたい」と野望を燃やす。
ワイドマンと同じく、地元ロングアイランドに錦を飾るのはデニス・バミューデス(17勝6敗)、ジアン・ヴィランテ(15勝7敗)、ライアン・ラフレア(13勝1敗)、クリス・ウェード(11勝3敗)の4選手。マンハッタン出身のジミー・リベラ(20勝1敗)を加えればニューヨーカーが6名となり、ロングアイランドが大歓声に包まれることは間違いない。
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「UFC FIGHT NIGHTLong Island」
2017年7月22日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランド
NYCB LIVE:ホーム・オブ・ナッソー・ベテランズ・メモリアル・コロシアム
<主な対戦カード>
▼ミドル級 5分5R
クリス・ワイドマン
vs
ケルヴィン・ガステラム
▼フェザー級 5分3F
デニス・バミューデス
vs
ダレン・エルキンス
▼ライトヘビー級 5分3R
パトリック・カミンズ
vs
ジアン・ヴィランテ
▼バンタム級 5分3ラウンド
ジミー・リベラ
vs
トーマス・アウメイダ
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