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【レベルス】初の世界タイトルに挑む小笠原「階段をまた一つ上がれる」

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2017/08/02(水)UP

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5連続KO中の小笠原、初の世界タイトル戴冠なるか

 9月6日(水)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.52』のメインイベントで、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座決定戦が行われる。
 
 その王座をISKAオリエンタルルール世界フェザー級王者ジョヴァンニ・フランク・グロス(フランス)と争うREBELS 52.5kg級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)のコメントが主催者を通じて届いた。
 
 グロスは72勝(35KO)7敗1分(サバットの試合も含む)の戦績を持ち、フランスの足で行うボクシングと言われるサバットのフランス王座、元WAKOヨーロッパバンタム級王座、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフライ級王座、WFKBバンタム級王座と数々のベルトを獲得した猛者。

 今回が初の世界タイトルマッチにして、初のメインイベンターとなる小笠原は「めちゃくちゃモチベーションが上がりました。これまでの試合よりもさらにハードルをグッと上げてきて、会長はそういうストーリーをズバッと作ってきますよね(笑)。僕をメインに選んでくれて、とても大事な1戦になりました。これを乗り越えたら自分はまた成長できるし一皮剥けて、階段をまた一つ上がれると思うので」と興奮気味に話す。

ダウンの応酬となったワンチャローン戦

 しかし「メインだからといって、格好をつけた戦い方は僕には出来ないので。これまで積み重ねた等身大の自分でやって、さらにステップアップした試合をする。メインの自覚も凄くありますけど『いい試合が出来なかったらどうしよう?』や『メインの仕事が出来なかったらどうしよう?』は抜きにして、シンプルに。等身大の自分で仕事をしてそれが結果につながればいいかな、と。ワンチャローン戦(6月『KNOCK OUT』で5RTKO勝利)もそう考えて結果につながったんで」といつも通り自分のスタイルで戦うとの事。

小笠原(右)のローキックを明らかに嫌がるワンチャローン(左)

 『REBELS』代表で所属ジムの山口会長は「彼は、より輝く場所にいた方がいいんですよ。本人も目立ちたいし、その方が力を発揮する。彼が一番輝く舞台で勝負させたい」とメイン抜擢の理由を語る。今回、勝利したその先には神童・那須川天心との対戦も見えてくるが「今はまだその時期じゃない。今は、瑛作自身のブランド価値を高める時期。価値が高まって、向こうから『やりたい』と言われるような立場にならないと」と話した。
 
 小笠原自身も「僕は別に『天心と今すぐやりたい』ではないです。(実力のある)本物にならなければファンに認められない。僕がメインとして今よりももっと輝いてくれば、ファンの人から余計に『天心との試合が見たい』っていう声が上がるだろうし。ファンの人の間では『8月のKNOCK OUTで天心とやるんじゃないか?』と言う声もあったらしいんですけど、僕はただ単にやるだけでは意味がないと思っています」
 
「天心は天才で子供の頃から鳴り物入りで来ましたけど、そんな『天才』をコツコツと『努力』を積み重ねてきた僕が倒せたらストーリー性がある。そして今、ジュニアの試合で何もできない、弱い子供たちにも夢を与えられると思う。その意味でも、天心に比べて僕ではまだ知名度が全然足りないです。だからタイミングは今じゃなくて、もっと盛り上がったところでやりたい」と考えている。

 そして「僕はキックボクシングをもっと盛り上げたいし、一般の人にもっと知って貰って一般のスポーツに並ぶぐらいの人気に持っていきたい。今までスポーツを見たことのない人が僕の試合を見て『凄く感動した』と言ってくれたり、喜んでくれたりするのを見ると何か特別な力が格闘技にはあると思う。だから、まず9月6日、初めてのメインイベント、初めての世界戦で会長やファンの人に『小笠原瑛作がメインで良かった』と言って貰えるように頑張ります」と意気込みを語った。
 
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