【K-1】強気な姿勢を崩さない山際「明確に久保選手に勝つ方法を見つけた」
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP JAPAN~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』の一回戦で、WLF-67kg世界王者メルシック・バダザリアン(アルメニア)と対戦する、Bigbangウェルター級王者・山際和希(谷山ジム)が1日(火)、神奈川県の所属ジムにて公開練習を行った。
2分1Rのミット打ちを披露し「コンディションは全く問題ありません。良い練習が出来ているので、9月のK-1でキッチリ結果を出せると思っています」と調子の良さをアピールした。
今回のトーナメント参戦について山際は「『K-1のトーナメントに出場出来て良かったね』とは言われたんですけど、あまり驚かれなかったですね。『山際は出場して当然だよ』という意見が多くて、周りの人もそのように思ってくれていたんだなと思いました。(自分が出場するのは当然?)もちろんです。僕はBigbangのチャンピオンになってから強くなっている自負がありますし、ここ2~3年の伸びしろだったら僕が一番だと思っています」と断言。
他のトーナメント出場選手については「『この選手が出場するんだ』と思うような選手も出場していて、少し拍子抜けした部分もありました。このメンバーなら優勝できるという気持ちもあるし、6月に引き分けた久保選手ともう一度戦ったら次は僕が絶対に勝ちます。このトーナメントは僕が優勝できると思っています」と豪語する。
さらに「僕は打ち合うスタイルではないのでダメージは負わない。フィジカル面に関しては前回の久保戦から自転車トレーニングを取り入れていて、心拍数を上がりづらくしているんですね。今回はスタミナトレーニングをかなり積んでいるので、1日3試合は問題ないです」と自信をのぞかせた。
対戦相手のバダザリアンについては「パンチが強くて、回転技が凄い印象」と評し、「回転技が当たったらちょっとまずいかなと思いますが、僕のテクニックには通用しないと思うので当たることはないでしょう。
Krushでジェンリャン選手と小宮(由紀博)選手の試合を見て、ジェンリャン選手は強い選手だと思いました。そのジェンリャン選手に勝っているバダザリアン選手に勝てば僕の立ち位置も変わるでしょう。バダザリアン選手はかなりおいしい相手だと思うし、強豪ですけど自分の力を出せば普通に勝てると思います」と強気な姿勢を崩さない。
トーナメントの勝ち上がり予想を聞くと山際は「準決勝は渡部選手、決勝は久保選手が上がってくると思います」と答えた。
「渡部選手とは4月の『Krush.75』で戦って勝っているんですけど、自分の中で失敗した部分がありました。1Rにボクシングのテクニックを使ってみたんですけど、それがちょっと自分には合わなかった感じだったので、そこを修正して、次は渡部選手を綺麗に完封しようと思っています。
決勝には久保選手が上がってくると思います。6月に久保選手と引き分けたあと、トレーナーと色々話して、明確に久保選手に勝つ方法を見つけました。その方法がちゃんと出来れば、僕が優勝できると思っています」と優勝候補・久保に勝つ方法を見つけたという。
そして山際は「K-1のベルトは世界中で知られているベルトだと思っています。その世界のベルトを巻いてチャンピオンになることは、かなり意味が大きいと思うし、格闘家として最高の栄誉だと思っています。K-1王者になったら盛り上がる日本人対決をしたいし、僕はほぼ減量がないのでスーパー・ライト級(-65kg)、頑張ればライト級(-62.5kg)まで体重は落とせるかなと思っています。
また僕はずっとタイ人の先生に教わっていたので、タイ人と戦うことにも憧れがあります。K-1王者になったらムエタイのトップ選手に勝つもしくはヨーロッパで活躍している選手に勝つことが目標です」とK-1王者になったあとの野望も語った。
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