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【UFC】初代女子フライ級トーナメント開催、中井りんにもチャンス

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2017/08/10(木)UP

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ロクサン(右)とコーチのジョン・ウッド(左)。ウッドはフォレスト・グリフィン(TUFシーズン1優勝者、元UFCライトヘビー級王者)のコーチも務めた(本人のFacebookより)

 世界最高峰の総合格闘技団体『UFC』が女子フライ級初代王者決定トーナメントを行う。8月30日(日本時間31日)から米のテレビFOXスポーツ1で放送されるUFC登竜門番組『ジ・アルティメット・ファイター』(TUF)のシーズン26でトーナメントが行われ、優勝者が初代UFC女子フライ級王者となる。

 UFCの女子フライ級(125ポンド=57kg以下)は、昨年新設されたばかり。最近までUFCの女子部門はバンタム級(135ポンド=61kg以下)とストロー級(115ポンド=52kg以下)しかなく、今年2月に女子フェザー級(145ポンド=66kg以下)の初代王者決定戦が行われたが、昨年新設された女子フライ級では、まだ王者が決まっていない。

コスプレ好きとしても知られるロクサン

 この『TUF 26』には、長年日本に住み日本でプロデビューしたアニメオタクの美女ファイター、ロクサン・モダフェリも参戦。ロクサンは『TUF 20』で本来の階級より重いバンタム級トーナメントに参戦して途中敗退したが、その後は米の女子総合格闘技大会『INVICTA』で活躍中。米の格闘技サイト『MMAライジング』の発表した最新のランキングでは、女子フライ級3位にランクされている。

 この『TUF 26』には元INVICTAフライ級王者バーブ・ホンチャクも参戦するが、2014年11月に端貴代に勝利して以来、試合から遠ざかっているので、ブランクがどう影響するか。

 また、エントリーはされていないが、前述のランキングで女子フライ級4位にランクされている中井りんも、UFC女子フライ級王座に近い位置にいると言えるだろう。

RENAがアメリカのロクサンを訪ねたこともある(ロクサンのFacebookより)

 中井は2014年の『UFC JAPAN』に参戦してミーシャ・テイト(後のUFC女子バンタム級王者)に善戦した実績がある。当時は女子フライ級がなかったため一階級上の女子バンタム級での参戦となり、2敗を喫してUFCから離れることになったが、当時から「バンタム級では不利。フライ級を作って欲しい」とUFCに訴えかけていた。中井が適正階級のフライ級でUFCに再び参戦すれば、王座獲得も夢ではない。

 まずは初代王者決定トーナメントで誰が初代王座に就くか。注目される。

●編集部オススメ記事
・中井りん、新階級での復帰戦に意欲
中井りんvsミーシャ・テイト 2014.9.20

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