【レスリング】世界金の文田、55年ぶりの国内歴代最年少王者に
レスリング世界選手権で22日(パリ・現地時間)で日本レスリング男子34年ぶりの金メダルをもたらし、快挙を成し遂げた文田健一郎(ふみた・けんいちろう=日体大)だが、彼の快挙はまだあった。
日本レスリング協会の発表によると、日本の男子グレコローマンでは、これまでオリンピックでは4人、世界選手権では3人が優勝しており、文田は8人目の世界一となるが、「21歳8ヶ月」での世界一は日本最年少。さらに学生での世界一は初めてという。
これまでグレコローマンでの世界一で国内最年少は、1962年の世界選手権で優勝した市口政光の22歳5ヶ月だったことから55年ぶりに記録を塗り替えたこととなる。
更にグレコローマンでは、世界選手権とオリンピック両大会を合わせたメダリストとしても最年少で、これまでのメダリストで最年少だったのは、1987年世界選手権の男子グレコローマン62kg級で銅メダルを取った西口茂樹の「22歳1ヶ月」だった。学生で世界選手権のメダルを手にしたのも、西口茂樹に続いて2人目となった。
なお、フリースタイル部では、1974年世界選手権の男子フリースタイル52kg級で高田裕司が「20歳6ヶ月」で優勝しており、学生でのフリースタイル世界王者は、1979年世界選手権の男子フリースタイル57kg級で優勝した富山英明がいる。
今回、文田が優勝したことで、学生での世界一はグレコ、フリースタイル合わせて富山英明以来、2人目の学生での世界王者となった。
(PHOTO=SACHIKO HOTAKA)
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