【K-1】上原誠がイライラ爆発寸前、K-Jeeと一触即発に
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代K-1 WORLD GPヘビー級王座決定トーナメント~』の記者会見が、8月26日(土)都内にて行われた。
日本人選手の優勝候補と目される元RISEライトヘビー級&ヘビー級の二階級王者・上原誠(32=士魂村上塾)は、1回戦でパコム・アッシ(36=フランス)と対戦。上原は「Krushでのアッシの試合映像を見たが、1試合目は普通にKOを狙って行こうと思っている。3試合を1日で戦うのでなるべく早めに試合を片づけたいと思っています」とKO宣言。
それに対してアッシが「皆さん格闘家である以上、自分に自信を持つのは当然だが、上原は攻撃的なコメントをしたので言ったことを後悔させてやる」とムッとした表情で上原を睨みながらのコメント。
上原は「攻撃的なコメントをしたつもりはない。普段からこういう性格だから。普通にKOを狙って行きます」と、アッシの怒りを意に介さない。それどころか「隣のブロックは頑張って、俺がベルトを巻くから足を引っ張んなよ」と言い放つ。
さらに「隣(に座っていたK-Jee)がヘビー級は日本人が獲れない階級とか言ってるけれど、違うから。K-1のベルトを獲るのはどんな国(の選手)でも大変だからな。KOICHI選手は戦友だと思っているので決勝で待っている」とK-Jeeに噛みつき、KOICHIと決勝で戦いたいという。
上原はK-Jeeの発言によほどいらだっていたのか、K-Jeeが「1回戦は対策をしっかりたてて相手の隙をついて倒しに行きます。次は上原かパコム。お互いフックしかない選手なので楽に勝てると思います」とコメントすると、「お前が一番弱いから」と挑発。K-Jeeが「黙れよ」と言っても上原は隣から罵声を浴びせ続け、K-Jeeは「隣が頭悪いみたいなので。まさかの説教喰らうしね。説教しに来たの?」とやり返すと、上原は「そうだよ」と涼しい顔で答える。
また、上原は「何が何でも俺がベルトを巻く。このK-1のベルトを巻けば今後の人生が変わってくるのでそれしか考えない。邪魔する人間は倒す。隣のヤツがデカい口を叩いているが、この階級は俺が作ったんだよ。俺がいないとお前はここにいないんだよ。体重が落ちないからヘビー級に来た? そんなに甘くないから」と、自分の存在があったからこそ新生K-1にヘビー級タイトルが新設されたことを強調し、なおもK-Jeeに噛みつく。
K-Jeeは「俺が作った階級? よく分からない。(お前が)生まれる前からヘビー級はあるからね」と言い返し、両者は一触即発の状態に。
このやり取りを聞いていたアッシも「上原、ヘビー級トーナメントを作ってくれてありがとう。でも1回戦で私と上原が当たるので、そこでおさらばすることになると思います」と上原にケンカを売る。
ピリピリとしたムードが場内を包む中、上原は「早く試合をしたいんですよね。飢えているんですよ、戦いがしたくて。早く倒したい。スパーリングでは物足りない。大勢の観客の前で人を倒すのが快感になっているので、早く試合がしたくてイライラしています」と、11月まで待てないと発言。
そして「K-1なのでヘビー級はKOが当然だと思う。宮田さんにお願いがありまして。率直に言うと、KO賞を出していただけたら嬉しいなと思いまして。人参を釣っておけば僕らもバチバチ打ち合いするのでどうでしょうか?」と宮田充K-1プロデューサーにKO賞を要求する。
宮田プロデューサーは「今日の上原選手は攻撃的だと思っていたが、最後に自分に矢が放たれるとは」と苦笑し、「緊張感のある会見でしたが、求められているのはKOだと思う。KO賞があることでよりファイターたちがKOを目指すなら検討します」と返答していた。
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