【DEEP JEWELS】RIZIN出場権を勝ち取った浅倉「石岡選手の分も勝つ」
8月26日(土)東京・新宿FACEにて開催された『DEEP JEWELS 17』で、10月15日(日)マリンメッセ福岡で開幕する『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 女子スーパーアトム級トーナメント』への出場権を懸けて浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と石岡沙織(禅道会)が対戦。5分3R、フルに戦って浅倉が判定勝ちを収め、出場権を勝ち取った。
試合後、浅倉は「石岡選手が強くて、試合前は一本勝ちを極めて堂々とトーナメントに上がろうと思っていたんですが、なかなか上手くいきませんでした。良かったのはテイクダウンを取れたことくらい。そこからの展開を見せたかった」と反省しきり。
「極めきる試合がしたい。いつも判定で勝っている感じなので一本で極められるところを見せるのが課題です」とし、体重をこれまでよりも約1kg上げたことについては「身体が重くはなかったし、動きは変わらなかった。ウエイトトレーニングで身体が大きくなったし、パワーも付いて来たのでちょうどいいです」と問題はないという。
石岡については「長年やってきた選手と戦えたのが嬉しいです。先輩の意地があったのかなって。格闘家として尊敬しますね。見えない圧力があって、自分にはない何かがありました」と称える。
そして、「石岡選手に勝ったからには2人分でひとつずつ勝って優勝します。出るだけでは意味がないので勝ち上がりたいです。石岡選手に勝った自信よりも責任感の方が大きいです。石岡選手の分も、という気持ちがあります」と石岡の気持ちも背負って戦うとの決意。
「自分たちは他の人たちと違って、課題を乗り越えての出場です。その違いは出ると思います。レスリングでは2位ばかりだったので、大きい舞台で1位の結果を出したいと思います」と意気込みを語った。
また、敗れた石岡は「今は何も考えられない」と悔し涙を流し、「でも本来の女子格闘技を盛り上げたいとの自分の目標は達成できたのかなって思います。彼女(浅倉)だけでなく、みんなでトーナメントを盛り上げてもらいたいなって思います」と、RIZIN女子GPに出場する全選手にエールを送った。
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