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【ROAD FC】世界武術祭にサップ秒殺のカンフーパンダ、ミノワマン参戦

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2017/08/31(木)UP

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昨年7月大会でボブ・サップをパウンドで秒殺し、一気に注目を集めたアオルコロ

 9月23日(土・現地時間)韓国北部の忠清北道(チュンチョンプクト)にある忠州(チュンジュ)市の『忠州世界武術祭スタジアム』で、総合格闘技大会『ROAD FC 42』が開催される。この大会は、今年で19回目を迎える『忠州・世界武術祭』の一部として行われる。

 忠州は、千年の歴史を持つという韓国の伝統武術「テッキョン」誕生の地として知られているが、この格闘技祭で総合格闘技大会が行われるのは初めて、とのこと。

 この大会の無差別級マッチで、“カンフーパンダ”のニックネームで人気のアオルコロが、増田裕介(T・GRIP TOKYO高田馬場)と対戦する。アオルコロは体重150㎏超の巨漢で、昨年7月の『ROAD FC 32』では、ボブ・サップをわずか35秒で秒殺TKOしたハードパンチャーだ。昨年11月の『ROAD FC34』では、元DEEPメガトン級王者・川口雄介にも2分38秒でTKO勝ちしている。

6月大会では157kgだったアオルコロ(右から2人目)

 前回は今年6月の『ROAD FC39』でミョン・ホンマン(韓国)と対戦したが、試合開始後9秒でヒョンマンの放った蹴りがアオルコロの金的を直撃し悶絶、試合続行不可能となったため、無効試合となった。

 対する増田は、RIZINバンタム級トーナメントに参戦中の大塚隆史と同門で、総合戦績は6勝12敗3分。前回は2月に『HEAT』のライトヘビー級王座決定戦でアラン・ボドゥ(フランス)と対戦し、2RKO負けを喫したが、その前は3連勝していた。60kg近い体重差がある“カンフーパンダ”と増田は、どう戦うのか。

 この韓国大会にはミノワマン(41=フリー)も参戦し、ユン・ドンシク(45=韓国)と対戦する。

 ミノワマンはかつて『DREAM』の『スーパーハルク・トーナメント』でボブ・サップやチェ・ホンマンら、自分より60㎏以上重い巨漢たちに足関節技で連続一本勝ちし、決勝ではソクジュ(ヒカルド・アローナ、ノゲイラ弟を秒殺KOした男)を左フックでKOして優勝する超人ぶりを発揮していたが、ここ数年は不調で、過去8戦では1勝7敗。前回は今年7月、同じパンクラス出身のベテラン、近藤有己と『パンクラス288』で対戦して判定で敗れている。

 対するユンは『PRIDE』や『HERO’S』、『DREAM』に参戦していたベテラン選手で、桜庭和志、クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン、ゲガール・ムサシらとも対戦経験がある。マーク・ハントをKOした“オランダの猛獣”メルヴィン・マヌーフに一本勝ちしたほか、大山俊護やタレック・サフィディーン(現在UFCに参戦中)に判定勝ちした実績を持つ。

 ROAD FCには2014年から参戦し、2勝2敗。2015年7月には高瀬大樹にも判定勝ちしている。前回は昨年5月にDEEPミドル級王者のRYOと対戦し、KO負けを喫した。今回が再起戦となる。

 日本の格闘技ファンを興奮させたベテラン同士の一戦。生き残るのはどっちだ。

●編集部オススメ記事
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