【巌流島】”喧嘩サッカー”ミケーレが3度目の来日「アグレッシブに前へ出る」
9月2日(土)千葉・舞浜アンフィシアターにて開催される『巌流島 ADAUCHI 2017 in MAIHAMA~サムライたちの仇討ち(REVENGE)~』に出場する選手達の個別インタビューが、8月31日(木)都内で行われた。
昨年10月、マーカス・レロ・アウレリオに判定勝ちしたミケーレ・ベルギネリ(喧嘩フットボール/イタリア)は今回、レロの兄であるマーカス・ヴィニシアス(カポエイラ/ブラジル)と対戦する。
ミケーレは“世界一過激な球技”と言われる「カルチョ・ストーリコ」の猛者。カルチョ・ストーリコは、16世紀にイタリア・フィレンツェで始まった歴史ある球技であり格闘技。試合では素手で殴り合い、蹴り合い、投げ合って、負傷者が続出する。死角から不意打ちで放つ頭部への攻撃は禁止だが、それ以外は素手でのパンチ、キック、ヒジ、頭突きに関節技まで認められている。ひとチーム27人で行われ、フィールドの最後部に設置されるネットにボールを投げこみ、その得点を競う。複数対複数の集団戦ではあるが、攻撃が認められるのは一対一の闘いのみとなる。
そんな異色のファイター・ミケーレは今回が3度目の来日。コンディションを聞かれ「今イタリアはバケーションシーズンで練習相手を見つけるのが大変だったけど、良い相手を見つけて良い練習が出来ました」と笑顔で答える。
弟レロの仇討ちを狙うヴィニシアスについては「弟のレロの方がカポエイラの回転蹴りに拘りがある。ヴィニシアスは回転蹴りにはあまり拘っていない感じで、普通にMMAのファイターとして強い選手」と評し、「リーチが長いので距離を詰めて接近戦に持ち込みます」と作戦を明かした。
仇討ちを受けて立つ側である事については「今回ヴィニシアスを倒したら、次の兄弟なり子供が出て来るのかな(笑)」とジョークを飛ばしつつ「まあ、自分にとって戦いは戦いだから、相手に敬意を表して戦います」とコメント。
そして「今まで散打、キックボクシング、グラップリング、カンフーなど色々な格闘技を経験して来ましたが今回は原点に戻って、とにかくアグレッシブに前へ出る事に重点を置くのでその姿勢を日本のファンに見て欲しいです。また、カルチョ・ストーリコのチームメイトも私が日本の『巌流島』で戦う事を誇りに思ってくれています。カルチョ・ストーリコ代表として負けられません」と意気込んだ。
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