【K-1】久保優太、木村戦へ「夢のために大切な人間を地獄に叩き落す」
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』の1回戦で、木村”フィリップ”ミノル(ブラジル/Team Philip/GSA/WSR)と対戦するGLORY-65kgSLAM王者・久保優太(K-1ジム五反田チームキングス)のコメントが、主催者を通じて届いた。
トーナメント出場に関して「去年11月にK-1で初めてウェルター級の試合が組まれて(牧平圭太に判定勝ち)、そこで自分がエース宣言をしていました。その時からウェルター級で初代王座決定トーナメントがあれば必ず出て優勝するんだ、という気持ちでいました。
僕は小学校の時にK-1を見て、それがきっかけでこの世界に入ろうと思いました。だからK-1のベルトには特別な想いがあります。今年プロデビューして13年目ですし、年齢も30歳になります。この戦いが集大成ではないですけど、格闘技人生をかけてK-1ウェルター級のベルトを獲りたいです」と覚悟を感じさせる。
今回の対戦相手は元同門の木村に決まった。久保と木村は練習のみならず一緒に食事に行くなど仲が良く、兄弟のような関係。「正直、一度オファーを断りました。でも今の自分は以前のようなパフォーマンスや結果を出せていない状況です。もう一度、世界の頂点に立つためには、勢いに乗っているミノルくんと戦って勝たなければいけないと思うようになりました」とオファーを受けた理由を話す。
「僕は同じ階級の選手とは仲良くしないようにしているんですね。やっぱり私情が入ると殴れなくなっちゃうんで。だから僕自身、一緒に練習していた元同門の選手と戦う事は初めてのことですし、試合当日リングに上がってみるまではどんな心境になるのか分かりません。僕自身、心を鬼にできるか否か。僕も楽しみにしています」と試合当日の心境を楽しみにもしている。
そして「(試合までの練習で)心身ともに自分を乗り越えないといけない。心を鬼にするしかないです」と語り、「K-1のトーナメントなので、決勝では強いと聞いているメルシック・バダザリアン選手(別ブロック1回戦で山際和希と対戦)と戦いたいですが、逆に言えば一回戦でミノルくんに勝てば優勝できると思っているので、僕にとっては本当に重要な一戦です。自分の夢を叶えるために大切な人間を地獄に叩き落すのは本当に辛いです。でも僕はそれを乗り越えて必ずK-1のベルトを獲ります」と決意のコメントを残した。
●編集部オススメ記事
・久保「リングに上がったら殺しに行く」
・木村「トーナメント3試合全て失神させてKO」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】