【K-1】木村ミノルと戦う久保「リングに上がったら殺しに行く」
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP JAPAN~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』の一回戦で、木村”フィリップ”ミノル(=23/ブラジル/Team Philip/GSA/WSR)と対戦する、GLORY -65kg SLAM王者・久保優太(=29/K-1ジムGOTANDA)が3日(木)、都内の所属ジムにて公開練習を行った。
シャドー後のミット打ちでは、長い手足がさらに長く見えるような、伸びのあるワンツー、ハイキック、ローキックなどキレのある技を披露した久保。
今回は昨年参戦したスーパー・ライト級 (-65kg)トーナメントより1階級上の、ウェルター級(67.5kg)にアップ。「やっぱり減量が楽ですしストレスが無いです。年齢も年齢なので体重が落ちにくくなっていて、65kgの時は試合の1ヶ月前から減量のための練習になってしまっていた。だから試合の時にスタミナが切れてしまう事がありましたが、今は試合の直前まで練習が出来て、コンディションの良い状態でリングに上がれます」と階級を上げた事でコンディションは良いという。
対戦相手の木村とは元同門で、普段から一緒に食事に行くなど仲が良いらしく「共通の友人からは『(2人が戦うところを)あんまり観たくない』と言われます。だけどこのカードを目玉のカードと皆さん思ってくれているので、とてもありがたいです。ファイター冥利に尽きます」と語るが、「それでも、一緒に血と汗を流した仲間なので私情は入りますよね。リングに上がったら殺しに行かなくちゃいけないので。冷静と情熱の間です(笑)」と複雑な心境を明かした。
13年のキャリアで多くののトーナメントを経験したきた久保。記者にワンデイトーナメントを勝ち上がるポイントを聞かれると「ケガしない事ですね。ケガをする場面ってあるんですけど。試合で相手が無理矢理攻めて来た時に、そこで自分も応戦して無理に攻めてしまうとケガをする事があります。間合いを外すところは外して、決勝まで見据えたリスク管理をする事が大切」と答え、経験の豊富さを感じさせる。
決勝戦の予測については「逆ブロックのメルシック・バダザリアン選手が上がって来ると思います。せっかくの世界トーナメントなので外国人選手と戦いたいですし、バダザリアンのような未知の強豪と戦いたい。そこでバチバチに打ち合って、勝ってベルトを巻きます」と、今まで数々の世界的強豪と戦って来た久保らしいコメントを残した。
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