【レベルス】メンチ切りの良太郎「王座は絶対に渡さない」
9月6日(水)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.52』の一夜明け会見が、7日(木)都内にて行われた。
REBELS-MUAYTHAIライト級王座決定トーナメント準決勝で大谷翔司(スクランブル渋谷)からダウンを奪い、勝利を収めて決勝進出を決めた良太郎(池袋BLUE DOG GYM)。
「勝ちに徹したがスイッチが入ってしまいました。セコンドには落ち着け、怒るなしか言われなかったですね(笑)。無事に決勝まで駒を進められたので良かったです」と振り返っての感想。
大谷のパンチをもらって危ない場面が何度もあったかに見えたが、「自分は打たれ強い方だと思う。KO負けが無くて、ダウンしたのもフラッシュダウンだけ。相手のパンチが軽くてイライラする、こざかしい。“えいっ!”てぶん殴ったら倒れました(笑)。そこでムキになって感情が出てしまったのが反省点です。首が揺れていたのは、あの方がダメージなく流せるからですよ」と打ち明けた。
決勝での対戦が決まったピラオ・サンタナ(ブラジル/オランダ・メジロジム)については、「リングサイドで見ていました。絵に描いたようなぶんぶん丸でした。図式的には最高に盛り上がるでしょうね。あのパンチを喰らったら気持ちよくなってしまうので気を付けるけれど、スイッチ入ってしまうだろうな」と、打ち合いになってしまうと予想する。
「津橋選手も同じことを考えていたと思う、遠くで距離を取ってテンカオ、左ミドルで戦おうと。でもサンタナはMMA(総合格闘技)もやっているのでクリンチワークが上手い。そこで退くとフルスイングのパンチが当たってしまう。だからシンプルに根性出して前に行く方が対策になるかも。距離をとるともらっちゃう。打ち合いになっても打ち負けない気持ちの勝負になる」
打たれ強さには自信があると言った良太郎だが、「人間の打たれ強さには一定の限界がある。あれは一定の領域は超えています(笑)。喰らったら天井を見るのでブロックします」と、サンタナのパンチをもらったらヤバいと話した。
サンタナが勝利した直後にはリングに上がり、真正面からの睨み合い=メンチを切って場内を沸かせた良太郎。
「あれはやらないとダメ。癖で声も出ちゃうんですが、相手も声を出していました。なんだてめえこの野郎、なにメンチ切ってんだと通じないだろうなと思いながら言っていました。向こうもオーケー、グッドとか言っていて、何がOKだ、グッドだ、と言い返しました。昔はまあ…しょっちゅうやっていたことなので。久しぶりにやると楽しいです(笑)」と、昔のヤンチャだった時代を思い出したという。
そして「サンタナを倒すしかない。俺がベルトの海外流出を阻止しないと。偶然にもスーパーライト級トーナメントの決勝も日本vsタイになったじゃないですか。僕らがレベルスのベルトの牙城を守らないといけない。ここで食い止めます。僕はレベルスのベルトを獲るためだけにやってきたので」と、絶対に王座は渡さないと宣言した。
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