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【UFC】元パンクラス王者・安西信昌「タイソンのように小柄さを活かして勝ちたい」

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2017/09/09(土)UP

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15年のUFC大会でタックルからバックを取るなど優勢に試合を進め勝利した安西

 9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の記者会見が都内にて行われ、出場する元パンクラス・ミドル級王者・安西信昌(あんざい ・しんしょう/TEAM CLIMB)が個別インタビューに応じた。

 今大会が2年ぶりの試合となる安西は、さまざまなケガに苦しみ、長期欠場を余儀なくされていた。だがその分、他の選手の試合や練習を集中して見ることで、戦い方を研究した。その中で、「相手の動きが以前より見えるようになった」と言う。

 明大レスリング部時代にアジア大会3位となった実績を持つ安西は、UFC参戦前にパンクラスで6連勝。2014年6月に川村亮をTKOしてパンクラス・ミドル級王座を獲得し、同年8月からUFCに参戦。マカオでのUFCデビュー戦ではアルベルト・ミナに1RTKO負けを喫したが、15年9月の日本大会で、ロジャー・サパタにTKO勝利してUFC初白星をつかんだ。

 今回の相手ルーク・ジュモー(29=ニュージーランド)はMMA戦績12勝3敗。6月に地元ニュージーランドでUFCデビューし、判定で白星発進している。UFCは今回が2戦目だが、UFC参戦前から数えると7連勝中と勢いに乗っている。7つのサブミッション勝ちと、5つのKO勝ちがあるオールラウンダーで、身長は180㎝で安西より10㎝長身。リーチも5㎝長い。

「でも、この階級で僕は誰とやっても一番小さいから、慣れてます。練習でも大きな人たちといつも練習できてますしね」と安西は言う。

「“トキーニョ”(ホジマール・パリャーレス)なんかも、背の低さを活かして、飛び込んで足関節を取りに行くスタイルでしたしね」と、かつてUFCやWSOFで活躍した“足関の達人”の名も上げる。

「マイク・タイソンやトキーニョのように、小さい体を活かした戦い方で勝ちたいです!」

 その言葉通り、小柄さを活かしてジュモーの長い手足をかいくぐり、得意のタックルからのパウンドで2年ぶりの勝利を掴むことができるか。

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