【UFC】元パンクラス王者・安西信昌「タイソンのように小柄さを活かして勝ちたい」
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の記者会見が都内にて行われ、出場する元パンクラス・ミドル級王者・安西信昌(あんざい ・しんしょう/TEAM CLIMB)が個別インタビューに応じた。
今大会が2年ぶりの試合となる安西は、さまざまなケガに苦しみ、長期欠場を余儀なくされていた。だがその分、他の選手の試合や練習を集中して見ることで、戦い方を研究した。その中で、「相手の動きが以前より見えるようになった」と言う。
明大レスリング部時代にアジア大会3位となった実績を持つ安西は、UFC参戦前にパンクラスで6連勝。2014年6月に川村亮をTKOしてパンクラス・ミドル級王座を獲得し、同年8月からUFCに参戦。マカオでのUFCデビュー戦ではアルベルト・ミナに1RTKO負けを喫したが、15年9月の日本大会で、ロジャー・サパタにTKO勝利してUFC初白星をつかんだ。
今回の相手ルーク・ジュモー(29=ニュージーランド)はMMA戦績12勝3敗。6月に地元ニュージーランドでUFCデビューし、判定で白星発進している。UFCは今回が2戦目だが、UFC参戦前から数えると7連勝中と勢いに乗っている。7つのサブミッション勝ちと、5つのKO勝ちがあるオールラウンダーで、身長は180㎝で安西より10㎝長身。リーチも5㎝長い。
「でも、この階級で僕は誰とやっても一番小さいから、慣れてます。練習でも大きな人たちといつも練習できてますしね」と安西は言う。
「“トキーニョ”(ホジマール・パリャーレス)なんかも、背の低さを活かして、飛び込んで足関節を取りに行くスタイルでしたしね」と、かつてUFCやWSOFで活躍した“足関の達人”の名も上げる。
「マイク・タイソンやトキーニョのように、小さい体を活かした戦い方で勝ちたいです!」
その言葉通り、小柄さを活かしてジュモーの長い手足をかいくぐり、得意のタックルからのパウンドで2年ぶりの勝利を掴むことができるか。
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