【ボクシング】田口良一、田中恒成との統一戦「ぜひやりたい」

2017/09/13（水）UP
（最終更新：2017/09/13 23:09）

　WBA世界ライトフライ級王者・田口良一（ワタナベジム）が、WBO世界同級王者・田中恒成（22＝畑中ジム）との日本人世界王者同士による王座統一戦を「ぜひやりたい」と強く望んだ。

　9月13日 (水)エディオンアリーナ大阪にて行われたWBO世界ライトフライ級タイトルマッチで、田中は挑戦者・同級13位パランポン・CPフレッシュマート（32＝タイ）に初回にダウンを奪われながらも9R1分27秒、逆転TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。

　この試合をリングサイドで観戦していた田口は「凄いものを見せつけられました。（田中は）苦戦したのでいい経験をしてまた強くなると思うので、ますます楽しみになりました。ぜひ統一戦を実現させてファンが望むカードをやりたい。日本人同士なので難しいと思うが、ファンも喜ぶと思うのでぜひともやりたいです」とコメント。

　どんな試合になるかと聞かれると「僕が予想するといつもハズレるので」と苦笑しつつ、「打ち合いにはなると思います」と語る。田中もリング上から「こういう試合をしていたら……なんてことは言いません。やります。年内に田口選手との統一戦へ向けて交渉を進めていきます」と意欲を見せており、年末に実現すれば大きな注目を浴びることは間違いない。

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