【RISE】17歳・安本晴翔、セミ大抜擢に「那須川天心選手より盛り上げます」
9月15日(金)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 119』の公開計量&記者会見が、14日(木)都内にて行われた。
セミファイナルで対戦する、RISEバンタム級4位の優吾・FLYSKYGYM(20=FLYSKYGYM)とREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・安本晴翔(17=橋本道場)は、優吾が54.75kg、安本はリミットジャストの55kgで共に計量クリア。
優吾はジュニア時代から活躍している安本について「自分が一方的に知っているだけなのですが、小さい頃からすごく有名な選手でしたのでプロになって戦うとは思っていなかったです」と意識していたという。
3戦連続で他団体のチャンピオンクラス(3月にSBスーパーバンタム級1位・植山征紀、5月にWMC日本バンタム級王者・知花デビット)を迎え撃つ事になったが「自分がRISEのレベルを下げないように熱い試合をして、セミファイナルの役目を果たします」と大抜擢に応えると宣言した。
一方、安本は優吾について「自分の先輩と2回アマチュアで戦っているので知っていますが、どういう選手だったかは憶えてないです」と話し、RISE初参戦の心境は「首相撲が無いので心配です」と会場を笑わせた。
本来のスーパーフライ級から一気に2階級上げる事に関しては「本当は(1階級上の)バンタム級でやりたかったんですけど、スーパーバンタムという事で(結果的に)減量が楽でした。この階級でも良い試合が出来るように頑張ります」と調整はうまくいったという。
また、RISEにはRISEバンタム級王者にして今をときめく那須川天心も上がっているが「意識はしていますが、まだ全然そんなレベルじゃないのでまだ戦いたくないです(苦笑)」と話し、「自分たちの試合の前が那須川天心選手のエキシビションなので、そこで会場が盛り上がると思いますが、自分たちの試合はさらに白熱した試合に出来るように心掛けます。押忍」と、那須川よりも会場を盛り上げると意気込んだ。
そして、第7試合のRISEフェザー級5位・佐野貴信(創心會)vsイグナシオ“El Misil”カプロンチ(アルゼンチン/WKN世界57kg級王者、WKC世界60kg級王者)は、佐野が1回目の計量でリミットジャストの57kgで計量パスしたのに対し、イグナシオは2回目の計量で57kgジャストでパスした。なお、イグナシオは再計量のため計量後の会見は欠席。
会見に臨んだ佐野は「明日はいきなり世界のトップクラスと戦えるので、自分がどこまで通用するか楽しみです。良い試合をするので応援よろしくお願いします」と挨拶。
イグナシオについては「写真撮影が終わった後、俺にはわからない言葉を喋ってたんですけど、今回はちゃんとした外国人で強い選手が来たな、と思いました。あとオーラがありました」と評し、対策は「最近の2試合はボディーで倒しているらしいので、そこは気持ちで耐えます。そこで耐えれば今後のためにも良い経験になると思うので、気持ちでは絶対に負けません」と話す。
続けて「いつもセコンドの声は聞こえているんですけど熱くなって打ち合っちゃうんで。今回は相手も結構トリッキーなので冷静にセコンドの声を聞いて、しっかり相手を見ながら戦います。冷静に頑張ります」と意気込みを語った。
以下、会見に参加した選手のコメント
宮崎就斗(TARGET/RISEバンタム級3位)
「対戦相手が(上杉文博から有松朝に)変わる前から、前回の試合(7月の佐野貴信戦。宮崎が判定勝ち)の反省点を練習していたので、今回はその成果を見せます。熱い試合をします」
有松朝(リアルディール/RISEバンタム級6位)
「急遽決まった試合ですけどハードトレーニングは常日頃からやっているので、調整は万全に出来ました。先の事を考えていると足元を掬われるので、明日は強い相手ですが思いっ切りぶつかって次のステージに進みます」
泰良拓也(パウンドフォーパウンド)
「明日はゴングが鳴るのと同時に速攻で倒す気でいますので、楽しみにしていて下さい」
川手裕貴(建武館)
「前回、KO負けしているので今回はKO勝ちします。明日は楽しい試合をするので観ていてください」
●編集部オススメ記事
・16歳でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者となった安本
・5月、優吾はWMC日本王者・知花デビットに判定勝利
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】