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【K-1】武尊、顔面負傷は問題なしも不満顔「最低限の仕事しか出来なかった」

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2017/09/19(火)UP

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右目に眼帯をして現れた武尊

 9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、19日(火)都内にて行われた。

 K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチで、挑戦者ワン・ジュングァン(中国/中国高大拳クラブ)を判定で破り、初防衛に成功した武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。「チャンピオンとして最低限の仕事しか出来なかったという感想。とりあえずベルトは守ることが出来たのでそれは良かったです」と、不満げな表情でコメント。

 右目には眼帯をしていたが、これは「バッティングか、ヒジが当たった。昨日の夜中に病院へ行って検査してもらって、大丈夫そうです。目はおでこからの出血がひどくて目がふさがっていますが異常はないです」と説明。

 怪我が次回の試合に影響するのではないかとの質問には、「皮下出血がひどくて腫れているので、炎症が収まれば腫れはひく。それ以外のダメージは、ほぼないのですぐに練習を再開したい」と、問題ないとした。

 挑戦者の“中国の武尊”の異名を持つワンに関しては、「今までのファイトスタイルとは変わっていてびっくりしました。今回の試合に相当懸けてきたのは感じました。気持ちが強いのは知っていたので簡単には倒れないと思っていたんですが、これが入ったら倒れるだろうって攻撃が入っても倒れなかったので気持ちの強さを感じましたね。ワン選手を見習いたいと、リスペクトする気持ちがありました」と、そのタフさを称える。

ボディへのヒザ蹴りを何度も喰らったジュングァン(右)だったが、それでも前に出る気持ちの強さを見せた

 今回の試合前からケビン山崎氏のトータルワークアウトジムでフィジカルトレーニングを始めたが、「今回の試合では(成果が)10~20%出たらいいな、くらいで。自分の中で実感はありました。攻撃のスピードとパワーの両方を上げる練習をしてきたので、一発一発に身体の重さが乗る練習が出来ています。これが100%になった時が楽しみです」という。

 そして改めて、2018年3月3月21日(水・祝)に開催されるさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会について、「みんなは出ることを目的にしていますが、僕はメインじゃないと出ないつもり。そのためにはそれにふさわしい相手が必要。自分がチャレンジ出来る試合をしたいと思います」と、メインイベントは誰にも譲らないと語った。

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