【UFC】KOデビューのグーカン・サキ「俺はUFCを征服しに来た」
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナに8,571人(主催者発表)の観衆を集めて開催された『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』。
かつてK-1ヘビー級で活躍し、今大会でUFCデビューを果たしたグーカン・サキ(トルコ/オランダ)は、試合序盤からスピードのある打撃でアグレッシブに攻め、最後は1R4分45秒、左フックで鮮やかなKO勝ち。会場ではこの日一番とも言える盛り上がりをみせた。
大会終了後の記者会見に出席したサキは、「2年半ぶりの試合だが、素晴らしい試合が出来たと思う。5分間フルに戦えてよかった。たった20秒で終わらなくてよかった」とジョークを交え、「3分間(K-1の1Rの時間)ではなく5分間戦い抜くことの素晴らしさを感じている。MMA(総合格闘技)は今まで俺がやってきた格闘技とは全く違うね。友だちにもMMAをやると言ったら『本気か? クレイジーか?』と言われたが、新しいチャレンジが出来る俺はこの競技でもクレイジーになれると思う」とコメント。
「この2年間、小さいグローブ(オープンフィンガーグローブ=以下OFG)での練習は控えてきたが、今後は小さいグローブを着けての練習をしていく。身体にしっかりとなじませたい。そうすることによって俺はクレイジーになれるし、今夜のように強く戦えると思う」と、さらに本格的なMMAの練習をしていくという。
ボクシンググローブではなくOFGで試合をした感想を聞かれると、「小さいグローブはボクシンググローブとは全く違う。手を痛めないようにパンチを打たないといけないからね。でも、上手く当たった時、殴った感触はとてもよかった。打たれた時は2、3発打ち返してやろうと思ったよ。そして一発入ると連打したくなるね」と楽しそうだ。
今後のことを聞かれると「ライトヘビー級の選手たち、俺のことを待っていろよ。覚悟しておけ」と宣戦布告。「俺は、自分がただUFCファイターであることを示すために戦うのではなく、UFCを征服しに来た。全員をKOする。どんな試合でも受けて立つ。いくら戦っても大丈夫だからたくさん戦いたい」と、UFCで頂点を目指すと語った。
また、「日本に帰って来ることが出来て嬉しい。日本は大好きだ。最初はポーランドでUFCデビューしないかとの話があったが、大好きな日本でデビューしたいと選んだ」と、日本でのUFCデビュー戦がサキ本人の希望で実現したことを明かした。
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