【ボクシング】山中を破ったネリ、薬物陽性の処分が先送り「慎重に対処」
2017/10/04(水)UP
8月15日、WBC世界バンタム級タイトルマッチで、山中慎介(34=帝拳)を破り新王者となったルイス・ネリ(22=メキシコ)がドーピングで陽性反応となった問題で3日、処分の裁定が先送りとなる見通しとなった。
アゼルバイジャンでのWBC総会に出席中のJBC安河内事務局長は
「ネリ本人も含めて関係各所から資料を集めたり聴取しており、早く結論を出したいが、より慎重に対処する必要がある。そのために時間がかかるので今回の総会中には結論が出ないと思う」とした。
8月15日、4回TKOで敗れた山中は具志堅氏の日本最多記録に並ぶ13度目の防衛に失敗。その山中に勝ったネリだったが、8月23日にWBCは7月27日の薬物検査で、ネリが筋肉増強作用のあるジルパテロールに陽性反応を示したと発表。
その発表後、再検査用に採取されていた検体を検査したところ、そこでも陽性反応が出たと、米ボクシング専門誌リング(電子版)などが9月26日に報じ、その時点でWBCのスライマン会長は今週末(9月末)にもこの件に関しての裁定を出すとしていた。
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