【RIZIN】2年ぶり復帰のジェロム・レ・バンナ「日本のためなら死んでも構わない」
10月15日(日)マリンメッセ福岡にて開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-』に参戦する、“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナ(フランス)が10日(火)都内にて公開練習を行った。
公開練習が始まる前からシャドーボクシングでたっぷりと汗をかいていたバンナ。公開練習が始まると、タックルを切る動作を交えたフットワークと迫力満点のサンドバッグ打ち、さらにミット打ちを披露した。
「調子は凄くいい。時差ボケも治りかけている」と絶好調。「パリにあるMMAファクトリーという新しいジムに移籍したんだ。そこにはUFCやベラトールで活躍している選手やいずれチャンピオンになれる選手がたくさんいる。そのジムで1カ月前から本格的な練習を始めたが、コンディション作りはその前からやっていた」という。
今回、復帰する理由については「第一優先は日本で試合をすること。私は日本で作られ、名を馳せた選手だから、日本で試合をすることが一番のモチベーションとなるんだ。2年間何もしていなかったが、とにかく日本のファンの前で試合をしたかった。どんな試合になろうともファンを楽しませる。流血戦になっても構わない。流血したら目立つように髪の毛も白く染めてきたよ」と、ジョークを交えながら答える。
対戦するDEEPメガトン級王者ロッキー・マルティネス(グアム)に関しては「よく調べた。経験もあるいい選手だ。タフな試合になるだろう」と評し、「彼は私と打ち合おうと思っているだろう。彼から寝技にに持ち込むことはないと思っている。もし寝技になっても対応できるように練習はしている」と、スタンドでの打撃戦になると予想。
今後のことを聞かれると「自分の心と身体が対応できる全てのことをやり切りたい。RIZINがやってくれという試合をやる」と、完全燃焼したいと言い、「今の私があるのは日本のおかげだ。2011年に東日本大震災が起こった時、周りの人たちは日本に行くのは危険だからやめた方がいいと止めたが、私は日本へ来てアントニオ猪木さんと福島へ行った。日本のためなら私は何でもする。死んでも構わない」と日本への愛を語った。
早めに来日したのも「万全なコンディション作りのためもあるが、私は睡眠障害があってフランスではよく眠れないんだ。でもなぜか日本に来るとよく眠れる。それと妻も日本の文化が大好きなので早めに来日したんだ」と説明した。
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