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【シュートボクシング】計量パスのWMC王者・山田「ムエタイスタイルで勝負」

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2017/10/13(金)UP

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計量をクリアーした笠原友希(左)と山田航暉(右)

 10月14日(土)東京・浅草花やしきで開催される『SHOOTBOXING 2017 ヤングシーザー杯 in 花やしき act.4』の前日計量が13日(金)都内にあるシーザージムにて行われた。

 メインイベントで対戦するWMC日本スーパーフライ級王者・山田航暉(キング・ムエ)と、SBの超新星・笠原弘希の弟で16歳の笠原友希(シーザージム)は共に54.5kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

計量をクリアーした山田

 山田は打倒ムエタイを掲げ、ジュニア時代から数多くのタイ遠征試合を行い、現在はラジャダムナン、ルンピニーとタイの二大殿堂スタジアムでも勝利した経験を持つ19歳。SB初参戦となる山田は「絞められない、投げられない練習をしてきて、僕は首相撲が得意なので問題はありません。SBルールにこだわらずにムエタイで勝ちます」とこれまでと変わらないムエタイスタイルで勝負すると自信を見せる。

 笠原については「身長があって勢いがある選手」と評するが、「動画を見ましたが相手のテクニックに関しては特に問題はありません。ミドルをばんばん蹴ってムエタイならではの勝ち方を見せます。行けるときがあったらKOを狙いますが、そこまでは狙わずに盛り上がる試合をします」と差を見せ付けて勝ちたいとした。

計量をパスした笠原

 一方、プロ5戦目で過去最高の強敵との対戦を前に笠原は「バッチリ仕上げてきました。相手は強い選手ですが、ここを乗り越えないとSBのチャンピオンになれません。しっかり倒して上にいきます」と金星を狙う。

 笠原は投げ技、絞め技とSBルールを活かした戦い方も得意としており、「SBルールを最大限に活かして勝ちにいきます。最近はパンチが調子いいのでパンチでも倒せると思います。KOを意識した上でしっかり勝ちにいきます」とした。

●編集部オススメ記事
・プロ3戦目の笠原友希、国際戦で韓国新鋭を圧倒KO
・ジュニア注目の一戦は田川が那須川を破る

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