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【KNOCK OUT】石井一成との再戦に能登龍也は「何回やっても結果は同じ」

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2017/11/03(金)UP

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2連敗という背水の陣でリベンジマッチに挑む石井(左)と返り討ちを宣言した能登(右)

 12月10日(日)東京・両国国技館にて開催される『KING OF KNOCK OUT 2017 両国』へ向けた“決起集会”として、11月3日(金)都内にて直前スペシャルイベントが開催された。

 NJKFフライ級王者・能登龍也(VALLELY KICKBOXING TEAM)と石井一成(東京KBA)がそろって登壇。両者は6月大会で対戦し、能登が下馬評を覆してパンチ連打からの左ボディブローで石井を1RでKO。石井にとってはリベンジマッチとなる。

 石井はジュニアキック出身で、“東の神童”那須川天心に対して“西の神童”と呼ばれる。タイを主戦場にし、KNOCK OUTには今年4月に初参戦。WPMF&蹴拳二冠王の矢島直弥をTKOに破ったが、2戦目で能登に敗北。10月に福岡で開催された『RIZIN』にもキックルールで参戦したが政所仁に敗れており、背水の陣でリベンジに臨む。

前回は能登の速攻でマットに沈んだ石井

 小野寺力KNOCK OUTプロデューサーは「両選手にとって酷なカード。能登選手からすれば1Rで勝っている相手となぜまたやらないといけないのか、石井選手は2連敗していてここで負けたらどうなるのか。でも、最軽量級には魅力のある選手がたくさんいるので、来年はスポットを当てたいと思っていて、2人には最軽量級を引っ張っていってもらいたいとの想いで再戦を組みました」と、早期での再戦を組んだ理由を語った。

 能登は「6月は一番有名で一番騒がれている選手に勝ったので嬉しかった。再戦になりましたが、僕はやりやすい相手なので何回やっても結果は同じ。次は立てなくなるぐらいのKOをします」と、今度は完膚なきまでに叩き潰すと言い放つ。

 石井は「6月は僕のプロ人生初のKO負けで悔しかった。一生忘れることはない。半年経って再戦できることになったので、精一杯頑張ります。何かある度に試合のことを思い出すので、練習する時も能登選手を思い浮かべながらしています。あの悔しさは絶対に忘れない」と、屈辱的な敗戦だったと振り返る。

 続けて「簡単には勝てない相手なので一生懸命に頑張るだけです」と謙虚に意気込みを語ったが、能登はそれを受けて「今度もサクッと勝つ。パンチですぐに倒したいと思います」と返り討ちを宣言した。


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