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【KNOCK OUT】5連続KOの小笠原、NKB王者・高橋と激突

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2017/11/09(木)UP

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両国大会最後のカード発表はKNOCK OUTで5連続KOの小笠原(左)vs初参戦のNKB王者・高橋(右)

 12月10日(日)東京・両国国技館にて開催される『KING OF KNOCK OUT 2017 両国』の記者会見が11月9日(木)都内にて行われ、最終対戦カードが発表された。ISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(22=クロスポイント吉祥寺)とNKBバンタム級王者・高橋亮(22=真門ジム)が対戦する。

 小笠原は現在7連勝、KNOCK OUTには旗揚げ戦から参戦して5試合全てKO勝ち。9月のレベルスではISKA世界王座を獲得した。今、打倒・那須川天心に最も近い存在と目されている。

 対する高橋は老舗キックボクシング団体NKBのバンタム級王者で、兄・一眞、弟・聖人とともに“高橋3兄弟”として注目を浴びる。2012年12月にデビューし、戦績は12勝(6KO)4敗。7月にはHOOST CUP日本バンタム級王者・KING強介から勝利を奪っている。サウスポーから繰り出す左ミドルキックが得意。小野寺力KNOCK OUTプロデューサーは「これから力を付けてくる怖い選手」と紹介した。

 小笠原は「高橋選手の試合は見たことがないが、相手が誰であろうと完璧に仕上げて自分の仕事を全うする」と、相手が誰であろうと油断はしないとコメント。

「正直、(那須川)天心とやりたかったので試合が決まると思っていた。今回のオファーをもらった時はなぜここで(高橋と)やるのかと思いました」と、本当は那須川と対戦したかったと本音を吐露。「でも決まったからにはしっかり両国を盛り上げて格の差を見せつけて倒す」と、KOして再度那須川戦をアピールするつもりだ。

 ISKA世界タイトルマッチでは外国人選手に苦戦を強いられたが、「外国人のタフさを経験できてよかった。日本人と戦うのは久しぶりなので、気持ち的には日本人の方が気合いが入ります」とその経験を今回の試合に生かしたいという。

 高橋は「小笠原選手は単純に強いだけでなくスター性もあり、KNOCK OUTでは全試合KO勝ちでISKAのタイトルも獲っていて強い選手。何より神童(那須川のこと)に一番近い存在」と印象を語り、「今週の日曜日に大阪で試合があるのですが、チャンピオンとしての仕事をしてめっちゃ盛り上げて、両国に出させてもらうことが決まったので小笠原選手を倒して両国も爆発させようと思います」と、大胆不敵な下剋上宣言。

 小笠原の“格下”発言については「小笠原選手は何でだと思ったでしょうが、僕はめちゃ嬉しい。真っ向勝負で勝ちに行きます。完ぺきではなく穴がある選手なので」と攻略に自信をのぞかせた。また、那須川のことも聞かれると「実力と知名度が上がったら僕も55kgでやっていたので、いつかはやりたいと思っています」と那須川戦を近い将来の目標として掲げた。

<決定対戦カード>

▼55.5kg契約 3分5R
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
vs
髙橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)


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●編集部オススメ

・小笠原がダウン合計4度の接戦を制し世界王者に

・高橋が2冠王・佐々木を破る

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