【ラウェイ】“必殺”頭突きに自信満々、ミャンマー選手団来日
11月15日(水)東京・後楽園ホールで開催の“地上で最も過激な格闘技”『ラウェイ グランプリ ジャパン 2017』に向け、ラウェイ発祥国であるミャンマーの選手団が、今朝の便で成田空港に到着。観光を楽しんでから宿舎に入った。
到着した足で観光に移る流れは毎度恒例で、鎌倉や浅草寺がこれまでの行き先だったが、今回はスカイツリーが選ばれた。明後日のリングでは、ヒジ打ち、頭突き、脊髄攻撃のみならず、故意ではない金的まで認められた地上で最も過激な戦いに臨む選手たち。だが、展望台に着くと、無邪気に感激の声をあげ、夢中になってスマートフォンに景色や自分たちを撮り収めていた。
今回はパッキャウ・リン・ナイン(17)、トゥン・ルイン・モー(18)と10代の選手が2人参戦。初参戦のパッキャウは、この大会での経験豊富な蓮實光(31=パラエストラ栃木)との一戦を前に「僕はラウェイのために、高校を中退して取り組んでいるんだ。新しいラウェイの拠点になった日本で戦うチャンスを得られてうれしい」とプロ意識をのぞかせていた。
トゥンは2度目の参戦でメインイベンターに昇格。「タンクトップマスター」こと東修平(27=AACC)のラウェイ初陣を迎え撃つのに備え「前回はミャンマーと同じように暑かったけど、今回はミャンマーではありえないほど寒い。でも試合はホットに出来るようにしてみせるよ」と、茶目っ気あふれる笑顔で語ってみせた。
2015年東南アジア大会でボクシング競技に出場し、57kg級の銅メダルを獲得したことのある紅一点のブロニカは2度目の参戦。ユリア・ストリアレンコ(リトアニア)のガールズ武道エンターテインメント『SEI☆ZA』での契約最終試合の相手を引き受ける。
プロデューサーの中村祥之氏は、今回のメンバーを“頭突きのスペシャリストたち”と表現。ミャンマー陣営で団長を務めるウンマ氏も「我々の皮膚は外国人たちより日頃の訓練で硬くなっている。本当かどうかは試合が頭突き合戦にもつれ込めば分かるはず」と自信を口にした。(文/善理俊哉)
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