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【ボクシング】井上尚弥が年末V7戦、挑戦者は31連勝

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2017/11/16(木)UP

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希望していた統一戦は流れたが、12月30日に7度目の防衛戦に臨む井上

 12月30日(土)神奈川・横浜文化体育館にて『井上尚弥・拳四朗ダブル世界戦』が決まった。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(24=大橋ジム)は同級7位ヨアン・ボワイヨ(29=フランス)の挑戦を受け7度目の防衛戦、WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)は同級8位ヒルベルト・ペドロサ(26=パナマ)の挑戦を受け2度目の防衛戦に臨む。

 井上は9月9日(土・日本時間10日)アメリカ・カリフォルニア州カーソンのスタブハブセンターにて、同級7位アントニオ・ニエベスに6R終了時TKO勝ちして6度目の防衛に成功。帰国時の会見でIBF同級王者ヘルウィン・アンカハス(フィリピン)との統一戦を希望していたが、アンカハス陣営との交渉は決裂し、ホワイヨとの防衛戦となった。

9月にはアメリカに初進出、強烈なボディブローでTKO勝ちした(写真:日刊スポーツ/アフロ)

 挑戦者ボワイヨは41勝(26KO)4敗1無効試合の戦績を持ち、2012年1月以来、負けなしの31連勝中。前戦ではジョージアの選手にKO勝ちを収めている。オーソドックス(右構え)でKO率は57%(井上は86%)。世界タイトル挑戦は今回が初。

 拳四朗は9勝(5KO)無敗の戦績で5月20日に世界タイトル初挑戦。ガニガン・ロペスを破り、王座に就いた。10月にはペドロ・ゲバラの挑戦を退け、初防衛に成功している。

2度目の防衛戦に臨む拳四朗。念願のKO防衛なるか

 挑戦者ペドロサは18勝(8KO)3敗2分の戦績で、パナマスーパーフライ級王座、WBAカリブ海スーパーフライ級王座などのローカルタイトルを5つ獲得。現在7連勝中で、前戦はメキシコの選手に判定勝ち。オーソドックスでKO率は35%(拳四朗は45%)。世界タイトル挑戦は今回が初。

 また、2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストでOPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(31=大橋ジム)が、同級14位エドワード・マンシト(25=フィリピン)の挑戦を受けての初防衛戦、井上尚弥の弟でWBC世界バンタム級9位の井上拓真(21=大橋ジム)vs元日本バンタム級王者・益田健太郎(新日本木村)の54.0kg契約10回戦も発表された。

・井上尚弥、統一戦決裂も年末へ向けスパーリング三昧の日々

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