【K-1】KO勝ちの武居、次の挑戦者に寺戸伸近を逆指名
11月23日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、24日(金)都内にて行われた。
セミファイナルで勝利したK-1スーパー・バンタム級王者・武居由樹(POWER OF DREAM)が出席。武居は今年4月大会で“ミスターK-1”武尊と真っ向から打ち合い、3R2分23秒にKO負けを喫するも激闘を繰り広げたビクトー・サラビア(アメリカ)と対戦。この難敵を1R1分38秒、バックスピンキックでKOして見せた。
「1Rで勝つことが出来てよかったです。バックスピンキックは今年に入ってからずっと練習していました。それがやっと昨日の試合でしっかり当たりました。実はフィニッシュ前に、先にローを蹴って違うコンビネーションにしようと思っていたんですが、“これは違うな”と思ってバックスピンキックに切り替えたら当たったんです。その前の三日月蹴りが効いていたのもありました」と、その場のひらめきで出した技だったと武居は説明。
ダウンを奪っても「まだ立ってくるかなと思ったので、ダウンを獲ってもサラビアの様子を見ていました」という冷静さもあった。武尊と3Rまで戦った相手を1RでKOしたことで、自分が強いと思ったかと聞かれると「そんなことないです」と照れ笑いして否定。ファンからは「そんなことないよー」との声もとんだ。
今大会のスーパーファイト(ワンマッチ)に出場して勝利した選手は、次々とマイクで2018年3月21日(水)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』で戦いたい相手をアピールしたが、武居は特に無し。
しかし、改めて会見で聞かれると「僕も昨日いろいろ考えたんですが、寺戸選手とやってみたいと思いました。寺戸選手は昔からいるし、トップだし、レジェンドと言われているから強いと思う。(4月の第2代スーパー・バンタム級王座決定)トーナメントの時に唯一やっていない日本人だったし、Krushのチャンピオンだし、寺戸選手しかいないと思いました」と、Krush-55kg王者・寺戸伸近の名をあげた。
寺戸はキャリア50戦を超える大ベテランで、武尊や大雅とも対戦。2016年9月には武尊からダウンを奪って苦戦させたチャールズ・ボンジョバーニを1RでKOして初防衛、今年11月には武居と王座決定トーナメントの決勝戦を争った久保賢司を破って2度目の防衛に成功している。寺戸もK-1王座挑戦をアピールしており、この対戦が実現する可能性は高そうだ。
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