【RISE】那須川天心、自伝出版に「早すぎだろ」の声も盛り沢山の内容
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RISE、RIZIN、KNOCK OUTで大活躍中の那須川天心(19=TARGET)の自伝『覚醒』が、12月6日に発売された。
2017年1月にプロジェクトがスタートした本書は、幼少期から現在までの歩みに加えて、大ボリュームのプロ全試合振り返り(デビュー戦からRIZIN藤田大和戦まで)を収録。かつて一緒にチャンピオンを目指していた下丈一朗とのエピソードや、2016年大みそか開催のRIZINの舞台裏での桜井“マッハ”速人のアドバイスなど、これまで深く語られてこなかった内容もふんだんに盛り込まれている。
さらには両親、トレーナー陣、友人たちによる証言で、多角的に公私の素顔を公開。トレーニング方法から小学生時代にあったモテ期まで、ファン必見の内容だが、今回の自伝出版にあたり那須川は「まわりには『10代で自伝は早すぎだろ!』って散々言われましたけれど」と苦笑する。しかし本人は「格闘技に関しては幼少期から濃密な生活を送ってきたので、僕は『本を出してもいいんじゃないかな』と思っていました」と、これまでの格闘技人生はそれくらい濃密だったという。
「特に読んでほしいのは、プロでの全試合振り返り。15歳でのRISEデビュー戦から、2017年10月のRIZIN藤田大和戦までを振り返っています。試合のことをよく覚えていない選手も多いんですが、僕はしっかり展開まで覚えているタイプ。KNOCK OUTのワンチャローン戦やRIZINのテレビ中継で僕のことを知った人も多いと思うので、ぜひ『覚醒』を読んでもらって、これまでどんな試合をしてきたかを知っていただけると嬉しいです」と話す那須川。
また、「スポーツをやっている子供のお父さん、お母さんにも読んでもらいたいです。『こうやって鍛えて強くなった選手もいるんだ』と参考にしてもらえたら嬉しいです」と言い、「僕と父親のマンツーマンの特訓を真似するのは厳しいと思いますけれど、本の中で父親が言っている『親が子供と一緒にスポーツをやると強くなる』というのは本当だと思いますね。あと、やっぱり小中学生にも読んでもらいたいです。今、TEPPEN GYMは子供の会員が増えていますし、SNSで『天心君を見て子供がキックを始めました』というコメントもよくもらうので、そういう子供たちがこの本を読んでどんな感想を持つのかに興味があります」と、子供にスポーツをやらせたい父親、そして強くなりたい子供にも参考になるのでは、と話した。
なお、那須川が試合解説とサイン会で参加する12月10日(日)開催の『KING OF KNOCK OUT 2017 両国国技館』でも、会場販売が決定。先着100名でサイン本(作成済みのもの)を販売する。
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