2017/12/08（金）UP
（最終更新：2017/12/08 23:26）

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

危険な匂いのする地元の先輩・後輩対決、青津（左）vs大沢（右）

　12月9日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.83』の前日計量＆記者会見が、8日（金）都内にて13：30より行われた。

　第2試合で対戦する元J-NETWORKライト級暫定王者・青津潤平(K-1ジムEBISU小比類巻道場）と大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)は、ともにリミットちょうどの63.0kgで計量をクリアー。

　実はこの2人、地元が近く大沢は少年時代に青津から空手を習っていたこともあるという。加えて大沢にとって青津は“地元の怖い先輩”でもあり、「地元の（別の）先輩に潤平君と試合をすると言ったらみんなハンパじゃないくらい驚いて『お前、終わったな』と言われたくらい」と大沢が言うほど地元では圧倒的に青津が“格上”のようだ。

マクレガーの真似をしたという大沢のどくろスーツ

　大沢は「久々に普通に計量をパスしました。調子はメチャメチャいい。明日は先輩越え、大好きな偉大な先輩を越えます。絶対に越えるって気持ちを持ってめちゃめちゃ練習しました。僕も今までと比較にならないくらいメチャ追い込んだ。それが試合に出るのでお楽しみに」と、先輩越えを宣言。

　それを聞いた青津は「計量を終えてあとはやるだけ。これまでの試合とは意識が違う。明日はどんな自分になっているか楽しみです。僕も人間なのでカワイイと思うヤツはカワイイ。でも今回は違うので。先輩としてナメんなよって気持ちです。いろんな意味でまだまだ甘くないぞってところを見せたいと思います」と、先輩をナメるなと釘を刺す。

　すると大沢は「明日は打ち合います。本当に、絶対に。ナメんなよと言われたけれどナメているつもりはなくて尊敬していますが、逆にナメんなよ。下剋上です」と言い放った。

　青津は「自分自身が楽しみです。来年がどうとか今はどうでもいい。明日の一戦に懸ける。大沢が下だとは見ていない。いつもチャレンジャーだと自分は思っている。あとはやっぱりナメんなと思いますね」と、先輩としての意地を最後まで貫き通した。

第1試合で対戦する東本（左）vs水町（右）

　また、第1試合で対戦する東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットちょうどの63.0kg、初代WMAF世界ウェルター級王者・水町浩(士魂村上塾）は62.9kgでそれぞれ計量をパス。次のようにコメントしている。

水町
「計量をしっかりパスしてホッとしています。明日に集中していい試合が出来るように頑張りたい。このリングに上がる人は自分は誰でも尊敬している。こんな過酷なリングに自分の全てを懸けて上がってくるから尊敬します。その相手に自分の持っているものを100％出して勝ちます。今年最後の試合なのでしっかり派手に、きっちりと面白い試合をして締めくくりたい」

東本
「計量が終わってすぐに会見やから用意してくれと言われ、お腹に物を入れたくてウズウズしています。入れてから明日のことを考えたい。僕もリスペクトの意味を込めて、しっかりド突きまわしたろうと思って毎日頑張りました。明日は本戦の1試合目。なぜ1試合目なのかと考えたら、一発目で凄い試合を残したらあとの試合も凄い試合になるだろうと期待をもってしてくれたと思うのでいい試合をします」

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