【Invicta FC】無敗のポーランド新世代が初戴冠へ計量クリアー
12月8日(金・現地時間)アメリカ・ミズーリ州カンザスシティのスコティッシュライト・テンプルで開催される『Invicta FC 26』の前日計量が、7日(木・同)に行われた。
世界最大の女子MMAプロモーション「Invicta FC」(インヴィクタ・エフシー)の年内最終戦となる今大会は、メインイベントがフライ級(125ポンド=56.7kg以下)タイトルマッチ。元UFCストロー級王者ヨアナ・イェンジェイチックやカロリーナ・コバケビッチに続き、ポーランド女子MMAの未来を担うと目されるアグニシュカ・ニエズビッチ(22=ポーランド)が、王者ジェニファー・マイア(29=ブラジル)に挑戦する。
ニエズビッチはやや硬い表情で計量に登場。だが、124.6ポンド(約56.52kg)でクリアーとの結果がアナウンスされると、微笑を浮かべてガッツポーズをみせた。
一方、この日の出場選手の中で最も大胆なビキニ姿で登場したマイアは、123.3ポンド(約55.93kg)でクリアー。直後のフェイスオフでは気合いの入った表情でニエズビッチの目をじっと見据え、しっかりと握手を交わした。
ニエズビッチは2012年に17歳でプロデビュー。ポーランドやイギリスのプロモーションで試合を重ね、昨年7月からInvicta FC参戦を果たした。戦績は10戦全勝と無敗を誇り、このうちKO・TKO勝ちが5回、一本勝ちが2回。今年5月のInvicta FC第2戦目では、マイアに一本勝ちしたこともある強豪ヴァネッサ・ポルトを判定で下し、今回のタイトル挑戦へと繋げた。
迎え撃つ王者マイアは2009年にプロデビューし、14勝4敗1分の戦績を収めるベテラン(KO・TKO勝ちが3回、一本勝ちが5回)。2012年には現在UFCのトップファイターとして活躍するジェシカ・アンドラージに勝利したこともある。Invicta FCには2013年から参戦し、昨年3月にポルトとの再戦を制してフライ級王座を獲得。昨年9月にはロクサン・モダフェリを破って初防衛に成功し、現在5連勝中と好調を維持する。
ニエズビッチがポーランド新世代の強さを見せて北米メジャー団体で初戴冠を果たすか。マイアが無敗の挑戦者に初黒星を付けて王座を守るか。2017年を勝利で締め括るのは果たしてどちらか。
PHOTOS(C)Dave Mandel, Invicta FC
●編集部オススメ
・先駆者モダフェリ届かず、モンターニョがUFC女子フライ級初代王者に
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】