【パンクラス】連勝アグオン、松嶋はフィニッシュする

2017/12/09（土）UP
（最終更新：2017/12/09 21:27）

　12月10日（日）東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 292』で、パンクラス・フェザー級2位・松嶋こよみ（パンクラスイズム横浜）と対戦する同級3位カイル・アグオン（アメリカ）が8日（金）囲み取材に応じた。

　アグオンは2008年のプロデビューから地元グアムのMMA団体『PXC』一筋で活躍し、2014年10月にバンタム級王座を獲得した実績を持つ強豪。PXCでは田中路教やラッセル・ドゥアンといった後のUFCファイターとの対戦経験もある。パンクラスには2月大会に初参戦し、コンバ王子に勝利。8月大会では元パンクラス・ライト級王者のISAOにも判定勝ちし、元PXC王者の実力を証明した。

「過去のパンクラスでの2戦は判定勝ちだったので、今回は仕留めてタイトルマッチに進むことが目標だ」と、今回はいきなりフィニッシュして勝つと宣言したアグオン。

「フィニッシュするために、いつもよりもスタンドでのパンチを強化してきた。もちろんMMA（総合格闘技）なのでグラップリング（組み技）もいつも以上にこの試合のためにやってきた。今まで以上により強くエキサイティングな試合にしたいと思っている」と、ただ勝つだけでなく試合内容も伴った勝ちにしたいと話す。

　パンクラス参戦は今回で今年3度目となり、「とにかく試合がしたいと、パンクラスに次の試合はいつだと問い合わせていたんだ。その甲斐あって今回のチャンスを得た」と自ら試合を売り込んでの連続参戦だったという。

　そして「勝ったら来年は当然タイトルマッチを主張する。そのために休まずトレーニングを続けたい」と、パンクラス王座に狙いを定めていると語った。

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