【GLORY】ヘビー級頂上決戦へ、王者リコと挑戦者サディックが前日計量で火花
12月9日(土・現地時間)オランダ・ロッテルダムのアホイ・ロッテルダムにて開催される 『GLORY:REDEMPTION』&『GLORY 49』の前日計量が、8日(金・同)に行われた。
年内最終戦となる今大会のメインイベントはヘビー級(95kg=209.4ポンド以上)タイトルマッチ。王者リコ・ ヴァーホーベン(28=オランダ)が同級3位ジャマール・ベン・サディック(27=モロッコ)の挑戦を受けて、6度目の防衛戦に臨む。
両者は参考計量(ヘビー級は体重の上限がないため参考記録)に臨み、リコは116.9kg(257.7ポンド)、サディックは 119.8kg(264.1ポンド)となった。
計量を終えると両者はステージ中央で対峙。互いに一切視線を反らさず睨み合い、正面を向くように促されても、なかなか止めようとはしない。ようやくリコがニヤリと笑みを浮かべて正面を向くが、サディックはそれでも睨み続けた。
今回が2011年3月以来、6年9カ月ぶり2度目の対戦となる両者。It’s Showtimeでの初対決では、プロデビュー戦のサディックがリコをTKOに下している。
その後、リコは2014年6月にダニエル・ギタからGLORYヘビー級王座を奪取し、エロール・ジマーマンやベンジャミン・アデグバイらを相手に5度の防衛に成功。ノンタイトル戦でもピーター・アーツ、バダ・ハリ、アンダーソン・シルバら名立たる強豪をTKOに下すなど、現在8連勝中で絶対王者に君臨する。
一方のサディックもジマーマンやレミー・ボンヤスキーを破るなど着々とステップアップ。一時は3戦連続KO負け喫したこともあったが、昨年からは他団体での試合も含めて4連勝。GLORYトップランカーであったイスマエル・ロントにも勝利するなど波に乗る。
リコが6年9カ月越しのリベンジを果たし、防衛記録を伸ばすか。闘争心を燃やすサディックがリコを王座から引きすり下ろすか。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。
PHOTOS(C)James Law, GLORY Sports International
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